“Barbie”エカテリーナ・ヴァンダリーバ

ムエタイの世界チャンピオンに３度なったエカテリーナ・ ヴァンダリーバは、有名な子供用人形に似たその容貌から“バービー”というニックネームをチームメートによって付けられた。

陸上競技やバレーボールを楽しむ平凡な子供時代を過ごした。だが、警察を描いたテレビドラマがきっかけで、警察学校への入学を望むように。夢を叶えるため、16歳の時にベラルーシ最高のムエタイジムという定評がある「Kick Fighter gym」に入門した。

ヴァンダリーバは、国内で活躍し、17歳の時に国内ムエタイチャンピオンに。2009年、トレーニングを始めてわずか２年足らずで、世界ムエタイ連盟（WMF）で最初の世界タイトルを獲得した。ベラルーシとヨーロッパでタイトルを獲った後、2010年には国際アマチュアムエタイ連盟（IFMA）の世界タイトルも獲得。2011年には、ヨアナ・イェンジェイチックをマジョリティ判定で下し、世界キックボクシングネットワーク （WKN）の世界タイトルも獲得した。

この階級では例外的に高身長。勝ち星の４分の１はノックアウトによるもの。ONEチャンピオンシップには2019年10月の「 ONE: CENTURY 世紀」でデビュー。