“サンダー・キッド”リト・アディワン

フィリピンの国内ウーシューのチャンピオンに２度なったリト・ アディワンの子供時代は決して順調とは言えなかった。両親はフィリピンの地方出身で、経済的に困窮していた。アディワンは幼い頃から、ありとあらゆる方法で家計を助けるために稼がなければならなかった。

若くしてボクシングをはじめ、その後散打（サンダ）にも出会い、格闘技を追求することを夢見るようになる。アディワンは、ボクシング、柔術、ムエタイ、ウーシューなどあらゆる格闘技の競技会に参加し、ウーシューでは地方大会を勝ち上がり、全国制覇。その後総合格闘技に転向した。

2012年にプロデビューし、８つのフィニッシュ勝利を挙げる。その後、ONEチャンピオンシップの人材育成、発掘を目的とした大会・番組「ONE ウォリアーシリーズ」で３連勝し、ONEに参戦した。