“The Archangel”ピーター・バウシュト

ピーター・バウシュトは、オランダを本拠地とする格闘技団体「ワールド・ファイティング・リーグ（WFL）」の世界チャンピオン。オランダのあまり治安の良くない地域で、３人兄弟の１人としてシングルマザーに育てられた。兄弟とともにブルース・リーの映画や、日本のアニメ「ドラゴンボールZ」などを見て、格闘技に興味を持つようになった。

６歳の時に柔道を始め、ヨーロッパのU16選手権で銅メダルを獲得。だが、柔道の大会に出場するようになって数年後、地元のムエタイのトレーナーと、仕事がわりに大会出場する取り決めを行う。ムエタイでほぼ毎週大会に出るようになり、本来の情熱だったという総合格闘技に転向するまでにおよそ100戦をこなした。

総合格闘技で、３つのヨーロッパタイトルと、WFLライト級世界タイトルを含む14勝４敗の成績を挙げてONEチャンピオンシップと契約。2019年５月の「ONE： WARRIORS OF LIGHT」でデビューした。