タン・リー

米国の総合格闘技団体レガシー・ファイティング・アライアンス（LFA）フェザー級チャンピオンのタン・リーはベトナム系米国人。南部ルイジアナ州の港湾都市ニューオーリンズで育った。

父はベトナムからの移民でテコンドージムを開いていた。父のジムで過ごした日々や仲間と行った遠征旅行がリーの一番の思い出。自分が歓楽街に足を踏み入れたり、警察沙汰に巻き込まれたりせずに済んだのはジムのおかげだと今も感謝している。

2011年に総合格闘技の試合を初めて観戦して虜に。まもなくアマチュアのプロモーションで腕試しして確かな感触を得た。2013年にプロに転向してから、2018年にLFAのベルトを獲得するまで８勝１敗の戦績を挙げている。

2019年５月「ONE: FOR HONOR」で、ONEチャンピオンシップに参戦。米国の総合格闘家ライアン・ホールやケニー・フロリアンと共にトレーニングを続けている。