“Maestro”ユサップ・サーデュラエフ

Total Fight Challenge （TFC）のフェザー級王者のユサップ・ サーデュラエフは、ダゲスタン共和国の小さな村の家族農場で若い頃から牧羊を手伝っていた。いじめにあっても決して屈さない子供だったという。

12歳の時に国内の一流レスリング学校に父に連れて行かれ、格闘技に触れる。すぐさま、レスラーとしての才能を発揮したが、勉学のために米国留学するまでは、試合にはそれほど出場しなかった。

米国でブラジリアン柔術とボクシングを始める。レスリングの基礎に加えて寝技も磨き、北米グラップリング協会（NAGA）で金メダル、パンアメリカブラジリアン柔術選手権で頂点に輝いた。

2008年に総合格闘技に転向。10戦無敗の記録を打ち立てた後、日本のDREAMに。日本の総合格闘技界のレジェンド所英男を敗り、名を挙げた。2012年にONEチャンピオンシップにデビュー。