【10/13大会】両国大会特別企画ONE大会ベスト50:♯20~11
10月13日、東京・両国国技館で開かれる「ONE: CENTURY 世紀」は、ONEチャンピオンシップ第100回記念イベントとなる。この記事では、ONEの足跡を振り返るべく、これまでの大会のベスト50を紹介する。
2011年以来、ONEチャンピオンシップは世界最大級に熱くスリリングな格闘技団体として世界を股にかけるアスリートたちと記憶に残る様々なイベントを、アジアを中心に送り出してきた。
このカウントダウン企画は1ヶ月間、ONEが再び東京に上陸する日まで続く。
第1回~第3回を逃した方は、以下のリンクからお読みいただきたい。
- 【10/13大会】両国大会特別企画ONE大会ベスト50:♯50~41
- 【10/13大会】両国大会特別企画ONE大会ベスト50:♯40~31
- 【10/13大会】両国大会特別企画ONE大会ベスト50:♯30~21
今回も過去8年の中から10大会を紹介する。ONEがなぜ「格闘技の本拠地」と呼ばれているかがわかるだろう。
#20 ONE: BATTLE FOR THE HEAVENS
2018年7月に中国・広州で開催されたこの大会は歴史に残る一夜となった。2人の若きスーパースターがONEスーパーシリーズ初の女子世界チャンピオンの座を巡り、激しい戦いを繰り広げたのだ。試合は5ラウンドに渡ったが、チュアン・カイ・チンが爆発的な猛攻によりヨッチャリー・シットヨートンを破り、キックボクシングの世界王者に輝いた。
#19 ONE: PRIDE OF LIONS
ONEのイベントが地元で開催される時、ファンは早めに座席を確保しておいた方がいい。これが、2015年11月にシンガポール・インドア・スタジアムで行われたこの大会の教訓だった。アンダーカードの試合はすべてフィニッシュで決着がつき、その中には話題を呼んだアンジェラ・リーのツイスターやアライン・ ンガラニの鮮やかなノックアウトも含まれた。
#18 ONE: WARRIORS OF THE WORLD
タイ総合格闘技界において最高の夜だったかもしれない。2017年12月に行われたこの大会では、クリッサダ・コンスリチャイ、サゲッダーオ・ペットパヤータイ、石毛里佳、ヨーサナン・シットヨートンが次々とフィニッシュ勝ちを決め、バンコクのインパクト・アリーナは割れんばかりの歓声に包まれた。それだけでなく、アレックス・シウバが内藤禎貴との3部作初戦で判定勝ちを収めている。
#17 ONE: CALL TO GREATNESS
2019年2月にシンガポール・インドア・スタジアムで開催されたこの大会のアンダーカードは、ワールドグランプリの名勝負を含めて、アクション満載の試合の連続だった。だが、この大会一番のスターは何といってもスタンプ・フェアテックスだった。タイで大人気のストライカー、スタンプは5ラウンドの戦いの末、ジャネット・トッドを破り、ONEアトム級ムエタイ世界王者に輝いた。ONE2戦目で、2つ目の競技での2つ目のベルトを勝ち取ったのだ。
#16 ONE: HEROES OF HONOR
2018年4月にフィリピン・マニラで行われたこの大会は、ONEスーパーシリーズのスタートを飾り、ONEの歴史を完全に塗り替えた。コスモ・アレクサンドレ、レギン・アーセル、ノンオー・ガイヤーンハーダオ、ジョルジオ・ペトロシアンらが素晴らしい試合で大会を盛り上げ、最後には地元の総合格闘技ヒーロー、ケビン・ベリンゴンがアンドリュー・レオーネを相手にこれまでで最高のTKO勝ちを決め、2度目の世界タイトル挑戦権を手中に収めた。
#15 ONE: AGE OF CHAMPIONS
マレーシア格闘技界のヒーローたちが世界のステージで飛躍した、素晴らしい夜だった。2015年3月に開催されたこの大会では、アギラン・ターニがプロデビュー戦で見事に勝利し、ジアーニ・スッバとエブ・ティンは成長を見せつけた。アン・オスマンとピーター・デイビスも勝利を収めた。そして、アドリアーノ・モラエスは渋谷莉孔を相手に初のタイトル防衛に成功したのだった。
#14 ONE: UNSTOPPABLE DREAMS
2018年5月、スター選手がきら星のようにちりばめられたこの大会は、まさに外れ試合なし、当時はONE史上最も充実したラインアップを誇った。総合格闘技とムエタイの伝説的アスリートたちが名を連ね、アンジェラ・リーと山口芽衣のライバル対決リマッチも含むトリプル世界タイトル戦3戦が大会を締めくくった。
#13 ONE: QUEST FOR GOLD
ミャンマー、ヤンゴンでのイベントは回を追うごとに質が上がっているように思える。地元の選手は腕を上げ、世界各国から才能溢れる選手たちも集まっているからだ。2018年2月のこの大会で目玉となったのは、母国のヒーローたちだった。プー・トー はONE史上最高級のKOを決め、アウンラ・ンサンは歴史に残る戦いの末、2つ目の世界タイトルを勝ち取った。
#12 ONE: QUEST FOR GREATNESS
2017年8月にクアラルンプールのスタジアム・ネガラで行われたこの大会では、ケビン・ベリンゴンのリース・マクラーレン戦での速攻勝利から、クリスチャン・リーとキアヌ・スッバの息を呑むような戦いまで、同年最も記憶に残る瞬間が次から次へと刻まれた。だが話題をさらったのは、マーティン・ニューイェンがのONEフェザー級世界王者戴冠劇であった。
#11 ONE: SPIRIT OF CHAMPIONS
2014年12月のこの大会で、ブランドン・ベラは格闘技界の歴史に名を刻んだ。ONEヘビー級世界タイトル戦で、ポール・チェンを相手に鮮烈なノックアウトを決めたのだ。マニラの観客たちはONEイベント史上最大級の歓声で会場を揺るがせた。
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「ONE: CENTURY 世紀」は、さまざまな格闘技から28人の世界チャンピオンが参戦する、史上最大の世界選手権格闘技イベントだ。フルスケールの世界選手権格闘技イベント2大会が同日開催されるのも、史上初めてのことである。
複数の世界タイトル戦、世界グランプリチャンピオンシップ決勝戦3試合、そして世界チャンピオン同士の対決をふんだんに取りそろえ、ONEチャンピオンシップが東京の両国国技館で新地平を切り拓く。