【10/13大会】敏腕指導者サンジャオ、チーム・ラカイの成功の秘密⁉️
10月13日(日)に東京・両国国技館で開かれる「ONE:CENTURY 世紀」の第1部と第2部に、リト・アディワン、ダニー・キンガッド、ケビン・ベリンゴン、ホノリオ・バナリオの4人が出場する。
アディワンは午前の第1部のストロー級の総合格闘技試合で、パンクラスフライ級世界チャンピオンの池田仙三と対戦する。
ダニー・キンガッドはONEフライ級ワールドグランプリの決勝戦で、DJことデメトリアス・ジョンソン(米国)に挑む。
夜に開催される第2部では、ケビン・ベリンゴンが、ONEバンタム級世界王者のビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)と、歴史的な4度目の対戦を迎える。そして最後に、ホノリオ・バナリオがONEライト級元世界王者の青木真也と、ライト級マッチを戦う。
また、歴史的なダブルヘッダーの1週間前の10月5日(土)に、ジェリー・オルシムが「ONE ウォリアーシリーズ8:日本VS世界」で修斗のベテラン工藤諒司と対戦し、ユナニマス判定で破れた。
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この5試合は、チーム・ラカイが経験する、今年最大の試合だ。彼らを試合に向けて仕上げるのは、途方もない仕事だった。39歳のサンジャオは、精神的にも身体的にも、この仕事をやり遂げるための準備をしてきた。
「チームのトレーニングを一緒にやるし、トレーニング中のドリルもやっている。体を鍛えるためにね」
「うちの選手と対戦相手の過去の試合を全部チェックする。どんな詳細も見逃さないように」
「特に今回みたいなレベルの試合については、どのように戦略を立てればいいかはわかっている。だから、その戦略を実行するために、彼らが成長することが何よりも重要」
サンジャオがいなかったらチーム・ラカイはここまで成功できなかっただろうと、多くのファンは思っている。彼は長い間、屋台骨として支えてきたのだ。
サンジャオの指導の下、5人の選手がONEの世界タイトルを手にした。だが彼によると、チーム・ラカイの成功の方程式には、何の秘密もないという。それは信頼だ。
「コーチの仕事は楽じゃない。でも選手と信頼関係があるから、何をやるにしても、やりやすくなっていると思う」
「それがキー。チームをまとめ上げて、ひとつにする」
今回、サンジャオと彼の選手たちを待ち受ける試練は大きい。選手たちがやるべきことをやり、目の前のチャンスをつかむことが何よりも大事だと、サンジャオは考えている。
そして伝説のコーチ、サンジャオは、5人の戦士たちがきっとやり遂げてくれると信じている。
「自分はいつも、この試合が最後の試合だと思えと言っている。レースに残るためには勝ち続けなければいけないんだ」
「簡単なことではない。でも彼らの努力と決意で、フィリピンの人々に勝利を持ち帰ってくれると信じている」