フライ級ワールドGPに復帰!リース・マクラーレンを支える勝利の女神
ONEフライ級の強豪リース・マクラーレンに幸運が舞い込んできた。現在、開催されているONEフライ級ワールドGP準々決勝において、カイラット・アクメトフに敗れてしまったマクラーレン。しかし、アクメトフの欠場により、チャンスが舞い込んできた。
8月2日(金)にフィリピンのマニラで開催される「ONE: DAWN OF HEROES」で、マクラーレンはアクメトフの代役として同ワールドGP準決勝に出場し、ダニー・キンガッドと対戦する。また、この変更に伴い、リース・マクラーレンと対戦予定だった若松佑弥の相手が、元ONEフライ級世界王者のジェヘ・ユスターキオに変更になった。
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リース・マクラーレンは、格闘技界で成功するために故郷を出て、全てを犠牲にしてでも努力を続けてきた苦労人だ。
「高校を卒業してから都会にやってきて、周りに同郷の人なんていなかった。それどころか、安らげる場所や、親友なんていうものとも無縁。そんな苦労時代でした」
しかし、マクラーレンはSNSを通じて、運命の出会いを果たす。
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「最初のデートから意気投合した。お互いに似たような目標を持っていたし、励まし合って支え合うことができた。人は、自分に何かが足りないと分かっていながら、見つけられないでいるものです。でも、それが見つかった時、とても大きな意味を持つのだと思います」
彼女の支えもあって、マクラーレンは格闘技界で成功するための道を邁進した。
「彼女は多くのインピレーションや、がんばる理由を僕に与えてくれた。すごく支えてくれているし、この世界でがんばって成果を上げることを一緒に喜び合える人がいるというのは、とても幸せなことだと思う」
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デメトリアス・ジョンソンなどONEフライ級戦線は強豪揃いだ。そして、マクラーレンもそれを構成する一人である。この世界で活躍するには、卓越したスキルと同時に、強靭なメンタルも必要になる。
一度は敗れたワールドGPに復帰できたのは勝利の女神が彼についているからかもしれない。マクラーレンはマニラでキンガッドと対峙する。
「彼女も応援に来てくれるんだ。だから、試合が待ちきれない。試合に勝って、一緒に祝杯をあげたいね」
フィリピン・マニラ | 8月2日(金) | 20時(日本時間) | ONEチャンピオンシップ公式アプリで生中継(無料)