【12/6大会】MARK OF GREATNESSで学んだ5つのこと
ONEチャンピオンシップは12月6日(金)、2019年最後となるイベント「ONE: MARK OF GREATNESS」をマレーシア・クアラルンプールのアクシオタ・アリーナで開いた。
手に汗握る展開揃いだった13の試合では、多くの選手について貴重なことがわかった。そのうち5つを厳選して紹介する。
#1 ユン・チャンミンの成長に疑義なし
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Posted by ONE Championship on Friday, December 6, 2019
ユン・チャンミン(韓国)はONEで再び印象深いパフォーマンスを披露した。成功への階段を駆け上がる予感を感じさせる試合運びだった。
ユンは72㎏キャッチウェイトの総合格闘技戦に出場。冷静な試合運びで、ロディアン・メンチャベス(フィリピン)を第2ラウンド序盤で一本勝ちを挙げた。
ユンは今年、フェザー級4試合をすべてフィニッシュ勝利で終わらせた。来年はついにこの階級のトップ選手たちと戦うことになりそうだ。
#2 マフムーディは王座挑戦へ実力十分
Algerian sensation Elias Mahmoudi 🇩🇿 scores a unanimous decision win over Muay Thai legend Lerdsila! 🤯📺: How to watch 👉 http://bit.ly/ONEMOGHowToWatch🏨: Book your hotel 👉 bit.ly/ONEhotelplanner📱: Watch on the ONE Super App 👉 bit.ly/ONESuperApp🏷: Shop official merchandise 👉 bit.ly/ONECShop
Posted by ONE Championship on Friday, December 6, 2019
今年5月にONEフライ級キックボクシング世界王座戦でペッダム・ペッティンディーアカデミー(タイ)に惜しくも敗北したエリアス・マフムーディ(アルジェリア)。ルーシラー・プーケットトップチーム(タイ)戦で勝利。勝ち星を重ねるムエタイのレジェンドを負かし、マフムーディはONEスーパーシリーズのフライ級で最も力のある戦士の1人としての評価を守り切った。
マフムーディのストライキングは印象に残るもので、過去4年間負けなしのルーシラーに打ち勝った。
マフムーディはルーシラーよりも一段優れて見えた。彼はユナニマス判定で勝利し、間違いなく世界タイトル挑戦への有力候補であると証明した。
#3 「新人」を侮るなかれ
BIG debut for the "Little Giant," as Bokang Masunyane 🇿🇦 defeats Ryuto Sawada via unanimous decision!📺: How to watch 👉 http://bit.ly/ONEMOGHowToWatch🏨: Book your hotel 👉 bit.ly/ONEhotelplanner📱: Watch on the ONE Super App 👉 bit.ly/ONESuperApp🏷: Shop official merchandise 👉 bit.ly/ONECShop
Posted by ONE Championship on Friday, December 6, 2019
ボカン・マスンヤネ(南アフリカ)とデニス・ザンボアンガ(フィリピン)の2人の新人がONEデビュー戦で印象的な戦いを見せ、勝利を飾った。
マスンヤネは卓越したレスリング技術で3ラウンドを終始優勢に進め、澤田龍人(日本)を圧倒してユナニマス判定勝ちした。特にストライキングとテイクダウンの組み合わせがデビュー戦勝利で光った。
ザンボアンガも地元マレーシアのスター、ジヒン・ラズワンにユナニマス判定で勝利し、無敗の記録を守った。ザンボアンガはどの場面でも試合を優位に進め、バランスの取れた技術を披露した。
2人はONEデビュー戦という大きな舞台に初めて挑戦し、大成功を収めた。2020年も彼らの活躍が見られることだろう。
#4 ティアル・サンへの世界王者の指導が結実
Myanmar star Tial Thang 🇲🇲 dominates Kim Woon Kyoum en route to a unanimous decision win!
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Posted by ONE Championship on Friday, December 6, 2019
ティアル・サン(ミャンマー)は祖国の英雄でONE2階級の世界王者アウンラ・ンサンの背中を追っており、そして一歩近づいた。
サンは同胞のアウンラ・ンサン、それにONEフェザー級世界王者のマーティン・ニューイェン(ベトナム/オーストラリア)の所属する米国フロリダ州のボクシングジム「ハードノックス365(Hard Knocks 365)」でともにトレーニングをしている。
この2人のチームメイトはティアル・サンがキム・ウンキョン(韓国)にバンタム級総合格闘技で勝利したときもコーナーに控えていた。
ティアル・サンのレスリングはつねに完璧だったが、ハードノックスのコーチ、ヘンリー・フーフトの指導でさらに攻撃を進化させた。
ティアル・サンは今年3月のデビュー時から、期待の新星と見なされていたが、世界王者のチームメイトに囲まれ、成長し続けている。
#5 サムエー、2種目王者は可能と証明
元ONEフライ級ムエタイ世界王者のサムエー・ガイヤーンハーダオ(タイ)は彼のストライキングが新たな競技でも通用するか挑み、そして伝説を打ち立てた。
サムエーはメインイベントで5ラウンドに及ぶ息をのむ戦いを見せ、ワン・ジュングァン(中国)を打倒して新設のONEストロー級キックボクシング初代世界王者に就いた。
序盤のワンの積極的な攻撃で劣勢気味だったにも関わらず、サムエーはカウンターで反撃した。 サムエーはワンのディフェンスをかいくぐり、鋭く素早い左キックとパンチを繰り出した。
この勝利で、サムエーは2階級を制覇しただけでなく、2種目でONE世界王者となった。
ONEアトム級キックボクシングとムエタイの2冠女王となったスタンプ・フェアテックス(タイ)に続く快挙。サムエーはエリート選手にとっては、2種目の違いは大きくなく、一方の勝者がもう一方でも王者になれると再び証明した。
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