【1/28大会】ONE 165: Superlek vs. Takeru を見るべき5つの理由

Superlek Kiatmoo9 Rodtang Jitmuangnon ONE Friday Fights 34 64

久々のONEチャンピオンシップの日本大会、1月28日(日)の「ONE 165: Superlek vs. Takeru」では、世界と日本のスーパースターが出場する11試合が行われる。

オープニングマッチからスーパーレック・キアトモー9(タイ)と偉大なキックボクサーの武尊が激突するメインイベントの世界タイトルマッチまで、会場の東京・有明アリーナは終始大盛り上がりとなることだろう。

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“因縁の対決”や、ランカー同士の譲れない戦い、特別ルールのスーパーファイトなど、盛りだくさんの内容の「ONE 165: Superlek vs. Takeru」。

この記事では、この大会を見逃せない理由を5つを紹介する。

#1 世界最強のフライ級キックボクサーは?

メインイベントでは、K-1史上初の3階級制覇王者の武尊が待望のONEデビューを果たす。

当初、ONEフライ級ムエタイ世界王者のロッタン・ジットムアンノン(タイ)と対戦予定だったが、ロッタンが負傷のため出場を辞退。代わってONEフライ級キックボクシング世界チャンピオンのスーパーレック・キアトモー9(タイ)が武尊と防衛戦を行うことになった。

両者ともキックボクシング界の頂点を代表するアスリートであり、勝者はこの競技のフライ級のトップという栄誉を手にすることになる。

あらゆるタイトルを手にしてきた武尊だが、ONEの世界タイトルはまだ獲得していない。一方のスーパーレックは8連勝中で、直近の試合ではロッタンを下している。この勢いをそのままに武尊と戦えるか、見逃せない。

#2 昨年最高のグラップリングマッチ再び

コーメインイベントでは、ONEライト級サブミッション・グラップリング世界チャンピオンのケイド・ルオトロ(米国)が、欧州トップクラスのブラジリアン柔術黒帯のトミー・ランガカー(ノルウェー)を再び迎え、タイトル防衛に臨む。

両者は2023年6月にハイペースな一進一退の攻防を繰り広げ、その試合は同年のサブミッション・グラップリング部門のベスト・サブミッションに選出された

この際はルオトロが判定勝ちとしたが、今回はより決定的な方法で勝利を収めたいと思っていることだろう。

対するランガカーは、2023年12月の国際ブラジリアン柔術連盟(IBJJF)ノーギ世界選手権で優勝したばかり。その成長ぶりを見せつけ、ルオトロにONE初の黒星を付けて世界タイトル獲得を目指す。

#3 必見!革新的なスーパーファイト

今大会では、格闘技界のスターによる初の特別ルールのスーパーファイトも行われる。

何度もキックボクシングの世界チャンピオンに輝いたニキー・ホルツケン(オランダ)と、日韓のMMAのレジェンドの秋山成勲が3分3ラウンド制の混合ルールで激突。両者とも4オンスのMMAグローブを着用し、第1ラウンドはボクシングルール、第2ラウンドムエタイルール、そして第3ラウンドはONEのグローバル総合格闘技ルールで戦う。

これまでに想像もできなかった形式での試合であり、あらゆる格闘技ファンを熱狂させる一戦となるに違いない。

#4 やっと実現“因縁の対決”

「ONE 165」では、数々の“因縁の対決”もある。

ライト級MMAマッチでは、セージ・ノースカット(米国)と同級MMA元王者の青木真也が激突。両者は当初2021年に対戦予定だったが試合がキャンセルとなり、青木はSNSでノースカットに厳しいコメントを送っていた。

さらに、ONEの元MMA世界2階級制覇王者のマーティン・ニューイェン(オーストラリア / ベトナム)とゲイリー・トノン(米国)によるフェザー級MMAマッチも。トノンは、約3年にわたってニューイェンに対戦を呼びかけていた。勝者は同級MMAの次期タイトル挑戦者になる可能性もある一戦だ。

フライ級MMAマッチに出場する若松佑弥は、2018年に黒星を付けられたダニー・キンガッド(フィリピン)への雪辱を期す。

両者の初対決は終始スリリングな試合だった。今回は世界タイトル戦線にからむ可能性もある一戦。前回と同じく、全力対決が期待できる。

さらに、これまで5度対戦している伝説的なストライカーのマラット・グレゴリアン(アルメニア)とシッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)によるリマッチも。

過去5戦ではシッティチャイが4勝1敗と勝ち越しているが、直近の試合で勝ち星を挙げたのはグレゴリアンだった。互いに知り尽くした者同士の一戦とあり、両者とも最高のコンディションで臨むことだろう。

#5 ストロー級MMA、日本 vs. 世界

今回の大会には、日本のストロー級MMAファイターも2人出場する。

ここまで無敗をキープしている山北渓人は、ストロー級MMA2位コンテンダーのボカン・マスンヤネ(南アフリカ)と対決。山北にとっては、勝てればランキング入りもあり得る重要な一戦だ。

さらに、オープニングマッチでは、同級3位コンテンダーの箕輪ひろばが4位のグスタボ・バラート(キューバ)と対戦。箕輪は連敗中だが、ここで力強いパフォーマンスを披露し、調子を取り戻したいところだ。

加えて「ONE 165」では、平田樹三浦彩佳による日本女子アスリートが激突するアトム級MMAマッチも行われる。会場で観戦をするなら、是非ともお早めにチケットの確保を!

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