【8/27大会】 ONE: BATTLEGROUND III を見るべき5つの理由

Tawanchai PK Saenchai Muaythaigym Sean Clancy ONE DANGAL 1920X1278 12

壮大なイベントシリーズを締めくくる8月27日(金)の「ONE: BATTLEGROUND III」では、ムエタイと総合格闘技のエリートアスリートのアクション尽くし。

ONEの最も象徴的なアスリートから、立ち技の達人、そして急成長中の新星が登場する6試合がある。

必見のこの大会、見るべき5つの理由を紹介する。

#1 ムエタイのドリームマッチ

タイフン・オズカン(トルコ)とセーマペッチ・フェアテックス(タイ)の出場辞退はショックな出来事ではあったが、その結果、シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)とタワンチャイ・PK・センチャイムエタイジム(タイ)の対決が実現し、ファンは楽しみにしていることだろう。

両者とも譲歩は必要ではあったものの、世界の舞台で活躍するために喜んで受け入れた。

長年キックボクシング界を席巻してきたシッティチャイはルーツのムエタイで、タワンチャイは上の階級のフェザー級で対戦する。

この試合は、興味深いスタイル対決だ。シッティチャイは2015年以来ムエタイマッチをしていないが、元ルンピニー・スタジアムのムエタイ世界チャンピオン。再びこの競技で戦うのを待ちきれない様子だ。

また、22歳のタワンチャイは体重では不利になるが、ONEスーパーシリーズと契約するまでバンコクの一流シーンを戦い抜いた、あらゆる武器はシャープなまま。世界的なスターを相手に自分の名を轟かせるチャンスに意欲を燃やしている。

どんなルールセットであれ、シッティチャイのパンチ、キック、ヒザは強力だ。タワンチャイも同様の武器に加え、強力なヒジも持っており、最高の試合が期待できる。

#2 バンマ、デビュー戦で伝説と対決

バンマ・ドゥオジ(中国)のONEデビュー戦の相手は、デェダムロン・ソー・アミュアイシルチョーク(タイ)。タフなデビュー戦となるだろうが、大きなチャンスを得られるかもしれない戦いだ。

デェダムロンは、元ONEストロー級世界チャンピオンで、ONEのパイオニアであり、今でも実力者であることを示したいと思っている。

しかし、バンマは急成長中のアスリートで、母国の中国で13勝1敗の戦績を築いている。デェダムロンのようなベテラン選手に勝てば、大舞台でのステップアップに準備ができていると証明できるだろう。

この試合の興味深い点は、両者は商的的なフィニッシュをするアスリートであるということ。

バンマはこれまでの13戦すべてで、主にノックアウトで、フィニッシュ勝利している。デェダムロンは総合格闘技11戦で9人の相手をフィニッシュしてきた。

両者のキャリアに様々な影響を与える可能性のあるこの試合は全力の戦いになるだろう。衝撃的なフィニッシュの可能性はほぼ確実、ファンは激しい戦いを目にすることになるだろう。



#3 中国のトップフライ級、躍進なるか

シェ・ウェイ(中国)は、今回のフライ級マッチで、キム・デファン(韓国)という大物を狙う。

デビュー戦でランキング2位のダニー・キンガッド(フィリピン)に惜敗して以来、ヘビーヒッターのシェはONEの舞台で連続フィニッシュ勝利を決めている。そしてこの躍進の中、キム戦は重要な試練となるだろう。

キムは元ONEバンタム級世界タイトル挑戦者。ONEのエリート選手たちを相手にしてきた経験を有し、あらゆる分野でシェを追い込むための総合力の高い戦い方ができる。

野心を抱き続けているキムは、シェの勢いを削ぐことができれば、フライ級の頂点を目指すにあたって、大きな勢いになることを知っている。

シェは連続フィニッシュ勝利をキープしたいと考えており、3ラウンドの戦いで経験豊富なキムの鉄壁の守りに穴を見つけることができるかどうか、注目だ。

#4 アウンラ・ンサンの無敗の秘蔵子

ミャンマーのスター、ティアル・サンは無敗記録をキープをかけて、ソン・ミンジョン(韓国)戦に臨む。

ティアル・サンは、元2階級ONE世界チャンピオンのアウンラ・ンサン(ミャンマー)の弟子。試合を重ねるごとに成長し、ONEでは3勝0敗の完璧な戦績。そして今、ランキングトップ5入りを目指し、ステップアップを狙っている。

一方のソンは、ONEウォリアーシリーズに一時参戦した後、本大会に舞い戻り、元ONEフライ級世界チャンピオンのジェヘ・ユスターキオ(フィリピン)とフルラウンドの戦いを演じた。簡単に片付けられる相手ではない。

ティアル・サンは、ポール・ルミヒ(インドネシア)戦で見せたようなフィニッシュをして、ソンのようなタフな相手を退けることができれば、師匠の影から抜け出し、自らの力でトップコンテンダーとしての地位を手に入れることができるだろう。

#5 世界GP交替試合への出場権をかけて

ビー・ニューイェン(ベトナム / 米国)とジェネリン・オルシム(フィリピン)は、ONE女子アトム級世界グランプリの交替試合への出場権をかけて戦う。

ニューイェンは5月の「ONE: DANGAL」でリトゥ・フォガット(インド)を倒し、キャリア最大の勝利を収めたばかり。連勝できれば、女子総合格闘技史上最大のトーナメントのリザーブ枠を争うための絶好の位置につけている。

一方のオルシムは、ONEウォリアーシリーズ出身で、ONE本大会デビュー戦となった3月の「ONE: FISTS OF FURY III」ではマイラ・マザール(ブラジル)をギロチン・チョークで下している。このトーナメントへの参加の可能性は、急成長中のオルシムにとって大チャンスだ。

両者ともグラップリングと打撃が得意で、激しいペースで押すため、試合時間いっぱい激しい戦いが繰り広げられることだろう。

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