【11/22大会】EDGE OF GREATNESSを見逃せない5つの理由
11月22日(金)、ONEチャンピオンシップによる11月の3連続イベントの最後の大会が開かれる。
シンガポール・インドアスタジアムで開かれる「ONE: EDGE OF GREATNESS」は、最初から最後までムエタイや総合格闘技のスリル満点の試合だらけ。
この大会を見逃せない5つの理由を紹介する。
#1 タイ人同士タイトルマッチ
メーンイベントでは、ONEバンタム級ムエタイ世界王者のノンオー・ガイヤーンハーダオ(タイ)が、同じくタイのセーマペッチ・フェアテックスと対戦する。
25歳のセーマペッチは、ONEでのデビュー以来3連勝と絶好調で、ノンオーへの挑戦権を手にした。
ノンオーは、一度は引退したものの、ONEスーパーシリーズに2018年4月に参戦。ONEバンタム級世界王者に上り詰めた後は、2度防衛に成功している。
ONEスーパーシリーズでは、タイ人同士のタイトルマッチは初。勝者は間違いなく歴史に名を刻むであろう。
#2 カーンとティンがついに対決
アミール・カーン(シンガポール)とエブ・ティン(マレーシア / ニュージーランド)の両者は2014年からONEに参戦しているが、意外にも、今回「ONE: EDGE OF GREAT」で初の対戦となる。
カーンは、この階級中のトップ選手で、11勝のうち73%はノックアウトによるもの。ライト級世界王者のクリスチャン・リー(シンガポール)と共にONEのノックアウト記録を有している。
一方のティンは、17勝のうち10勝をフィニッシュで決めている。
ファン待望の両者の対決は、コーメインイベントとして行われる。
#3 元ストロー級王者が2人登場
「ONE: EDGE OF GREATNESS」には2人のONEストロー級元世界王者も登場。シンガポールのメガジム「Evolve MMA」のチームメイトのデェダムロン・ソー・アミュアイシルチョーク(タイ)とアレックス・シウバ(ブラジル)だ。
プレリムに登場するシウバの対戦相手は、ペン・シュウウェン(中国)。ペンは中国のグレコローマンレスリングのチャンピオンで、シウバは世界柔術選手権の優勝者。世界でもトップクラスのグラップラー同士の対決となる。
デェダムロンは、メインカードに登場。モハメド・イムラン(パキスタン)と対戦する。イムランのサブミッションと、デェダムロンのムエタイの対決が見所となる。
#4 バンタム級タイトル戦線へ⁉️
中国のチェン・レイと、シンガポールを拠点とする米国のトロイ・ウォーゼンは、めったなことでは判定で試合を決めることはない。
ウォーゼンは今年7月、第2ラウンドKOで衝撃的なONEデビューを飾り、チェンは6月、アンソニー・アンゲレン(マレーシア)を相手に電撃的なユナニマス判定で勝ち星を挙げている。
この試合の勝者は、ONEバンタム級世界王者のビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)挑戦へ、前進することは間違いない。
#5 プレリムのムエタイ3試合
プレリムのONEスーパーシリーズムエタイの3試合も見逃せない。
大会は、ブラウン・ピーナス(オランダ)とリアム・ノーラン(イギリス)のフェザー級マッチで幕を開ける。
その後、フライ級ではニューイェン・トラン・デュイ・ニャット(ベトナム)が日本の渡辺 優太と対決。
プレリム最後を飾るのは、ペットモラコット・ペッティンディー・アカデミー (タイ)とチャーリー・ピータース(イングランド)のフェザー級マッチだ。
ピータースは、ムエタイの世界王者に3度輝き、キャリア通算30以上のノックアウトを決めている。2階級ムエタイ王者というタイの伝説的選手、ペットモラコットの対戦は注目の一戦だ。
シンガポール | 11月22日 (金) | 19時半(日本時間) | 中継:ONEチャンピオンシップ公式アプリで生中継(無料)