【10/16大会】ONE: REIGN OF DYNASTIES IIを見逃せない5つの理由
ONEチャンピオンシップは、イベントシリーズ「REIGN OF DYNASTIES」の続編をお届けする。
10月16日(金)、シンガポールで事前収録された「ONE: REIGN OF DYNASTIES II」を配信する。
計6人の世界チャンピオンが登場し、様々な格闘技が行われ、ONEアスリートランキングを上昇しようともくろむ一流のアスリートたちが熱線を繰り広げる。さらに、全てのカードで雪辱の機会に飢える中国アスリートも登場する。
この記事ではなぜ「ONE: REIGN OF DYNASTIES II」が見逃せない大会なのか、5つの理由を紹介する。
#1 メインは大興奮のキックボクシング戦
メインイベントは、激戦区のONEスーパーシリーズのキックボクシングバンタム級のバトル。
元ONEバンタム級世界タイトル挑戦者のジャン・チェンロンは、階級の頂点に君臨するアラヴァディ・ラマザノフ(ロシア)と昨年12月に戦い、接戦の末に判定で負け。再戦を強く望んでいる。
だが、それを叶えるためには、今回の試合に向けて階級を上げた秋元皓貴を倒さなくてはならない。
WFKO空手世界チャンピオンの秋元は、2019年にその一流のスキルを披露した。ONEに参戦した初年度、最近ONEストロー級ムエタイ世界タイトルに挑戦したジョシュ・トナー(オーストラリア)を圧倒するなど、フライ級で2勝している。
世界クラスのテクニック、溢れんばかりのスタミナ、そして多くの負けられない理由があるメインイベントは、火花の散る戦いになること間違いなしだ。
#2 コーメインは世界王者対決
コーメインイベントでは、ムエタイの世界チャンピオン同士が激突。ONEスーパーシリーズデビューを迎えるアスリート同士だが、ONEのファンはすでに2人についてご存知かもしれない。
WPFM世界チャンピオンのジャン・チャンユは、ジャン・チェンロンの兄だ。実は、チュンユはチェンロンが子供の頃、保護者であり、メンターであり、ONEスーパーリシーズの試合ではコーナーに付き添っていた。
対するは、かつてONEで総合格闘技に参戦していたサゲッダーオ・ペットパヤタイ(タイ)。
サゲッダーオは、ラジャダムナン・スタジアムと、ルンピニーの複数階級で世界チャンピオンになったことがあり、2014年以来のムエタイマッチだ。
多くの意味でスーパーファイトと言えるこの試合。勝者はONEフェザー級ムエタイランキング入りもあり得るかもしれない。
#3 スッバのカムバック
キアヌ・スッバ (マレーシア)が、高橋遼伍戦で負った脛骨および腓骨の骨折以来、初めてONEの舞台に帰ってくる。
長い療養期間だったが、ついにONEフェザー級世界タイトルに向けて再び歩み始める。
だが、そう簡単には行かないだろう。今回の対戦相手、タン・カイは5連勝中。ONEのルーキーイヤーでは、エドワード・ケリー(フィリピン)を倒し、イー・ソンジョン(韓国)を決定的にノックアウトした。
スッバにとって困難な課題ではあるが、もし勝利できたら、肉体的にも感情的にも怪我を克服したとアピールできるだろう。
#4 燃えるムエタイマッチ
4位フライ級キックボクシングコンテンダーのワン・ウェンフェンほど、雪辱に燃える男はいないだろう。
昨年11月のデビューでは、仇敵のONEフライ級キックボクシング世界チャンピオンのイリアス・エナッシ(オランダ / モロッコ)とのラバーマッチで、僅差のスピリット判定で負けた。
その夜のことをワンは忘れていない。もし可能ならエナッシと4戦目を行いたいと考えている。
ワンの雪辱への第一歩は、この金曜日のアズワン・チェウィル(マレーシア)だ。アズワンは、フライ級の第一線アスリートに対し、常にスタンドで真っ向勝負を挑んできた。ワンと同様、辛い経験から立ち直るために一勝を欲している。
この試合はムエタイルールで行われるが、勝者は競技にかかわらず、勢いが上がることだろう。
#5 オープニングから激戦!
イベントのオープニングから、スリル溢れるアグレッシブなスタイルで知られる2人の中国選手が登場する。
ミアオ・リータオは、プロ戦績12勝4敗、ONEでは、元ONEストロー級世界チャンピオンのデェダムロン・ソー・アミュアイシルチョーク(タイ)をノックアウトするなど、デビュー以来3連勝。今回は、プロ戦績12勝5敗1分の澤田龍人 と総合格闘技ストロー級マッチで対戦する。
第1試合では、元ONEバンタム級ムエタイ世界タイトル挑戦者のハン・ズーハオが登場。モハメド・ビン・マムード(マレーシア)が迎え撃つ。
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