【10/13大会】「CENTURY 世紀」が歴史的格闘技イベントとなる7つの理由
「ONE: CENTURY 世紀」は史上最大の格闘技イベントとなるだろう。
10月13日(日)、東京・両国国技館に世界各地から44人のアスリートが終結し、一日を通して22の試合が行われる。ファンたちはこれまで見たこともないような格闘技の饗宴を目の当たりにするだろう。
開催まで1ヶ月を切った今、この豪華なイベントが何故そんなにも画期的なのかの理由を挙げてみることにする。
#1 ダブルヘッダー
まずは、一番明らかな理由から。今回、両国国技館で行われる魅力的な試合の数はあまりに多いため、1部では収まりきらない。
すべての試合を1日で行うため、ONEはこれまで誰もやったことのないことに挑戦することにした。フルスケールの世界チャンピオンシップを2部、同日に開催するのだ。
「ONE: CENTURY 世紀」第1部は、日本時間9時にスタートする。アメリカでは土曜の夜のプライムタイムにあたる。日本時間午後5時には第2部が始まり、夜もさらなるアクションを楽しめる。
#2 最大級のリマッチ
すべての流派を通じて最も期待されている女子の試合は、アンジェラ・リーとション・ジンナンの再戦だろう。
前回この2人のエリート格闘家は今年3月、くしくも同じ会場である東京・両国国技館で戦い、今年最も白熱した試合の1つとなった。どちらが勝つかまったくわからない激しい攻防が繰り広げられ、最終的に第5Rでション・ジンナンが劇的なTKO勝ちを収めた。ションはONE女子ストロー級世界王者に輝き、リーはプロとして初の敗北を喫することとなった。
今回、ションは1階級下のアトム級で世界タイトル獲得を目指し、初の2階級での女子世界チャンピオンとして歴史に名を残そうとしている。
だが、リーがたやすくそれを許すと思ったら大間違いだ。3月の試合でもションを倒す一歩手前までいっている。今回、「ONE: CENTURY 世紀」第1部のメインカードとなる本試合では、アトム級ベルト防衛に激しく闘志を燃やすに違いない。
#3 最強の男を決める
これほど壮絶な試合は他にはないだろう。
今大会では、最も重く、強く、パワフルなアスリートたちが競う2階級の王者同士のぶつかり合いを見ることができる。ヘビー級世界チャンピオン、ブランドン・ベラが、ライトヘビー級世界チャンピオン、アウンラ・ンサンのベルトを奪うべく、戦いを挑むのだ。
互いに尊敬し合う2人だが、第2部のメインイベントとなる本試合では全力を尽くして勝利を狙いにいくことは必至だ。
両選手のONEにおける記録を見ても、いまだかつてない戦いになることは間違いない。ベラはこれまでの4試合で、すべて第1Rでの鮮やかなKO勝ちを決めている。一方、アウンラ・ンサンは10勝のうち8回をレフェリーストップで勝っており、2試合を年間ベストに挙げられている。
#4 初の4部作完結か
ビビアーノ・フェルナンデスとケビン・ベリンゴンという、バンタム級最大のライバル同士の試合は、ONE史上に残る壮大な戦いになりそうだ。
両選手は古くからのライバル同士で、すでに3度戦っている。2016年と2018年の世界タイトル戦で1度ずつ勝利した後、今年3月の試合でどちらが勝者になるか決定されるはずだった。
だが、ベリンゴンの不注意による反則負けという拍子抜けの結末は、2人の素晴らしいアスリートの争いのエンディングとしてふさわしいものではなかった。そのため、10月13日の夜、東京で彼らはバンタム級世界タイトルを賭けた4度目の試合に臨む。
両選手ともに試合時間より前にフィニッシュを決める能力を持っているが、これまでのリマッチからは、5ラウンドを通じて華々しい戦いを繰り広げることも可能なことも証明されている。
#5 世界GP決勝3戦
第2部では、キックボクシング史上最高額の賞金を懸けた試合が行われる。イタリアのジョルジオ・ペトロシアン対フランスのサミー・サナ、勝者は100万米ドル(約1億円)を手にすることになる。
#6 ロッタン の防衛戦
今回、3回ムエタイ世界王者に輝いたゴンサルベスを相手に、22歳の「Iron Man」はまた歴史に残る戦いを見せてくれるに違いない。
#7 28人の世界王者
東京・両国国技館 | 10月13日 (日) | 中継:ONEチャンピオンシップ公式アプリで生中継(無料)
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「ONE: CENTURY 世紀」は、さまざまな格闘技から28人の世界チャンピオンが参戦する、史上最大の世界選手権格闘技イベントだ。フルスケールの世界選手権格闘技イベント2大会が同日開催されるのも、史上初めてのことである。
複数の世界タイトル戦、世界グランプリチャンピオンシップ決勝戦3試合、そして世界チャンピオン同士の対決をふんだんに取りそろえ、ONEチャンピオンシップが東京の両国国技館で新地平を切り拓く。