「国際女性デー」ONEアスリートも
ONEチャンピオンシップのアスリートたちが3月8日の「国際女性デー」にちなみ、「平等は女性のだけの問題じゃない、人間の問題だ」として、女性の権利や、平等の推進に関するメッセージを発信した。
ONEストロー級チャンピオンのジョシュア・パシオ(フィリピン)やONEアトム級ムエタイチャンピオンののスタンプ・フェアテックス (タイ)ら、ONEのトップアスリートが動画に出演。動画の最後には、腕を平行にしてイコールの記号(=)のポーズを取り、今年の「国際女性デー」のテーマを引用して「EachforEqual(互いに平等に)」と、呼びかけた。
Join us in the fight for women's rights and gender equality!
Join us in the fight for women's rights and gender equality! #IWD2020 #EachForEqual #WeAreONE
Posted by ONE Championship on Saturday, March 7, 2020
ビー・ニューイェン(米国)は、動画のトップに登場。「平等は、全ての人に平等な機会が与えられること。どこ出身でも、どんなジェンダーでも、どんあ夢を持っていても、頑張れば夢は叶うって、世界中の女の子たちに伝えたい」と話した。
ONEの男性アスリートたちも登場。「世界中の女性のみなさん、強さと愛情をありがとう。一日中やっているのに、誰も気付こうとしない仕事、あなたたちが持つ世界を変える力にも感謝を捧げたい」とメッセージを発したのは、タン・リー(ベトナム / 米国)。
エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)は「平等とは、同じ機会を与えられること。平等とは全ての人々への教育が与えられること」と元高校の教師らしいコメント。ジョシュア・パシオは「ONEチャンピオンシップでは、女性アスリートは男性アスリートと同じく素晴らしいアスリートであることを示してきた」と話した。
2月28日(金)の「ONE:KING OF THE JUNGLE」でONEアトム級キックボクシングのベルトをめぐり激戦を繰り広げた2人も登場。新チャンピオンとなったジャネット・トッド(米国)は「平等とは、自分の人生で何をしたいか選ぶ自由があること」と話した。スタンプ・フェアテックス(タイ)は動画の最後に登場。「女性は勇気さえあればなんだってできる。優しくもなれるけど、それは弱いってことじゃない」とコメントした。
スタンプとトッドはそれぞれ、自身のインスタグラムでも動画をシェア。
トッドは「壁を打ち破り、ドアを開き、インスピレーションを与えてくれ、自分のために立ち上がる勇気を与えてくれ、情熱にしたがって夢を追うことができる、と示してくれた全ての女性たちに感謝する」とメッセージを添えた。スタンプは「女性の権利とジェンダー平等のための戦いに加わって! 」と呼びかけた。
そのほか、動画にはインドからは、「ONE:KING OF THE JUNGLE」で総合格闘技2勝目を挙げたばかりのレスリングの天才、リトゥ・フォガットとアシャ・ロカが登場。フォガットは、「みんなが平等な権利を持つべき。私は機会に恵まれたから今の自分がある。みんなにも同じように、目標が達成できるように、機会を与えられることを願っている」とし、ロカは「世界では女の子たちも、両親に誇りになるような存在だ。だから女の子たちをサポートして。ジェンダーの平等は全員のためにあるべきだ」と話した。
アン・リン・ホグスタッド(ノルウェー)は「平等とは、批判的な目で見られないこと。自分がなりたい自分になれること、自分がやりたいことをやれること、そしてありのままの自分でいられること、を意味する」とメッセージを寄せた。