ONEアスリートが振り返る2020年の思い出
2020年は世界中の人々にとって非常に困難な年だった。
新型コロナウイルスの世界的大流行により、多くの不慮の死を引き起こし、ほぼすべての政府が国民を守るためにロックダウンなどの対策を取った。
多くの人にとって忘れられない1年となったが、ONEチャンピオンシップのアスリートたちは混沌とした状況の中でもポジティブさを見出した。
新しい年を迎えるにあたり、格闘技のヒーローたちが昨年の幸せな思い出を振り返る。
アウンラ・ンサン
「一番の幸せな思い出は、娘を授かったこと。娘を授かり、健康を保ち、生まれたばかりの小さな子は、今ではもう歩けるようになった。帰宅すると、娘は最高の笑顔を見せてくれる。これが2020年の最高の思い出だ。コロナウイルスに感染したが、娘と一緒にステイホームしたのは、2020年の最高の出来事だろう」
「あっという間に息子は5歳になった。息子は今日、クレイジーな夢を持っていると話してくれた。人生がいかに早く過ぎ去ってしまうか知っているが、自分はまだ35歳なのに、瞬く間に21歳の時のことを思い出すことができる。人生は短い。パンデミック経験から、何か学べるとすれば、人生は短いということだろう。いつ人生が終わるか分からないから、家族や愛する人と過ごすべきだ」
タン・リー
「ベルトを獲ってシンガポールから帰ってきて、ママ、パパ、妻が応援ボードと風船を持って『おかえりなさい、チャンピオン』と言ってくれたのが一番の幸せな思い出だ」
「一緒に旅をしていたチームと一緒にいられて、家族全員が一緒にいられて本当に良かった。数週間ぶりに会った妻のお腹が少し膨らんでいるのを見たが、それも本当によかった」
「階段を降りてきた時は、空港で出迎えてくれるとは思ってもいなかったし、最高の瞬間だった」
スーパーボン
「ONEチャンピオンシップという世界の舞台で自分の技術を披露する機会が得られたことを嬉しく思う。今年は1戦だけだったが、来年はもっとやりたいと思っている」
アルジャン・ブラー
「2020年の最も幸せな思い出は、娘のエクタの誕生だ。自分にとっても家族にとっても、とても幸せな思い出だ。競技を超えて、本当に大きな意味を持つ出来事だった」
ペットモラコット・ペッティンディーアカデミー
「一番の幸せな思い出は、ONEムエタイ世界チャンピオンになって、世界タイトルを2回防衛したこと。そのうちの1回は、ヨドサンクライ・IWE・フェアテックスというレジェンドとの対戦だった。今年の最高の思い出だ」
リトゥ・フォガット
「家族が応援してくれるのは本当に気持ちがいい。母と父がシンガポールに来てくれて、2度目の試合を生で観戦してくれたのは、とても思い出深い経験だった。それまで父は私のレスリングの試合を生で観戦したことがなく、父が来てくれたのは初めてだった」
山口芽生
「昨年の一番ハッピーな思い出は、毎日ごはんが美味しかったこと」
若松佑弥
「一番幸せな思い出は、試合で勝って家族に報告したこと。凄く喜んでくれた。子供はまだ分からない歳だけれども…….」
平田樹
「昨年は、沢山の出会いがあって、たくさんの人に愛されているなぁと感じた!」
秋山成勲
「2020年の幸せな出来事は、今まだ現役でいること! 自分の次の誕生日(7月29日)の時の自分の身体、スキルがどんな状態なのかも楽しみだ」
ワンダーガール・フェアテックス
「パンデミックの最中に、このような素晴らしい機会を得られたことが一番の幸せ」
「以前に骨折した膝の怪我が完治したので、ようやくムエタイのトレーニングに集中できるようになり、ONEチャンピオンシップに2回出場し、2戦ともKO勝ちした」
「BJJサイアムカップトーナメント2020 にも出場し、金メダルと銀メダルを獲得した。自分にとって、2020年は悪いことばかりではなかった。タイミングが合えば、良いことが起こることもある」
プリシラ・ヘルタティ・ルンバン・ガオール
「一番幸せだったのは、間違いなく結婚したこと。何とも言えない気持ちだった。パンデミックの最中の結婚だったので。友人や家族とこの瞬間を共有したかったので、参列者なしの結婚式はしたくなかったが、それはそれで仕方がないことだ。後日、状況が許せばもっと大きなお祝いをするかもしれない」
「11年の付き合いなので、ずっと前から計画していた。最終的に8月8日に結婚式を行うことを決めるまで、何度か延期した」
アミール・カーン
「今をどう楽しむべきか知っている」
「過去の自分は、より良い人生を送るために、あるいは人生をより楽しむために、常に未来に目を向けていた。でも今は、今をもっと楽しむ方法を学んだ。大きな変化であり、それだけで、成長に大きな変化をもたらした。毎日、一瞬一瞬を楽しむように生きようとしている。2020年に学んだことだ」
「家族が大切だとずっと思っていたけど、今回のパンデミックのせいで、家族や親しい友人にしか会えなくなってしまった。もっとお互いを大切にすべきだと感じている。父が病気をしたため、お金よりも健康と家族が一番大事だと思う」
ステファー・ラハルディアン
「2020年の思い出は、オファーの電話を受けたものの、怪我に見舞われたことだ」
「手術のためにジャカルタに戻った後、母と一緒に過ごす機会があった。パンデミックとロックダウンの時には、母と離れて過ごした時間を取り戻すことができた。失った時間を母と過ごすことで、良いカルマを得て、ONEチャンピオンシップでもっと多くのことを成し遂げられればと思う」
スノト
「2月に1戦した後、世界的なパンデミックが始まった。2020年に1勝を挙げられて嬉しい」
「それとは別に、故郷の中部ジャワ島のブロラから次世代の格闘家を生み出すことを目的としたターミネーター・トップチームを設立できたことを嬉しく思う。これは天の恵みのようなもので、このチームに集中し、できるだけ多くの才能を育てられればと思う」
ジェヘ・ユスターキオ
「2020年の最高の思い出は、ローズとの婚約だ。彼女はイエスと言ってくれた。まだ日にちは決まっていないけれど。もちろん、もう1つは、年が明ける前に勝利を手にしたこと」
リト・ アディワン
「2020年の一番の幸せな思い出は、パンデミックを乗り切るために家族で集まったこと」
レネ・カタラン
「まず、苦難の中でも神様がいつも一緒にいてくれたことに一番感謝していいる。そして、2020年の一番の思い出は、ONEに再び出場する機会を与えられたこと。(結果に関わらず)良い経験になった」
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