【10/25大会】DAWN OF VALORに9人の世界王者が参戦
世界最大の格闘技団体ONEチャンピオンシップは10月25日(金)、インドネシア・ジャカルタに世界中から一流のアスリートを集めて「ONE:DAWN OF VALOR」を開く。ONE世界王座戦2試合が行われるほか、計9人の世界チャンピオンが参戦する。
総合格闘技、キックボクシング、ムエタイ、サンボといった格闘技の名手たちが、何千人もの観客を前に、そしてライブ中継で観戦する世界中のファンに向けて、手に汗握るエキサイティングな試合を披露するだろう。
今回のイベントに先立って、参戦する世界チャンピオンたちを簡単に紹介する。
ウェルター級トップを巡る戦い
メインイベントではONEウェルター級世界王者、ゼバスティアン・カデスタム(スウェーデン)がキャムラン・アバゾフ(キルギス)を相手に2度目の防衛戦に挑む。
カデスタムは世界ボクシング評議会(WBC)ムエタイ世界王者としてONEに参戦。打撃のスキルと総合格闘技を組み合わせて3試合でノックアウト勝利を挙げ、ONEウェルター級世界王者の座を獲得した。
さらに今年3月にはゲオルギ・キチギン(カザフスタン)を下して初防衛に成功していた。
ONEスーパーシリーズ頂点をかけたリマッチ
ONEライト級キックボクシング世界王者のレギン・アーセル(オランダ)は今回が初防衛戦だ。
アーセルはONE参戦前、米格闘技団体「Lion Fight」のスーパーミドル級世界王者としてその座を3度も防衛してきた。
今回の対戦相手は再びニキー・ホルツケン(オランダ)。ホルツケンは欧州キックボクシング団体「Glory」や世界フルコンタクト協会(WFCA)を含め、7度もキックボクシングの世界王者に輝いている。
徳留一樹ら5人のチャンピオン
その他の総合格闘技の試合では、ONEデビューを迎える3選手が3人の世界チャンピオンと対戦する。
ムイン・ガフロフはタジキスタン出身のサンボ世界チャンピオンだ。バンタム級の強豪として、ノックアウト・アーティストのジョン・リネカー(ブラジル)を迎え撃つ。
オランダで開かれるキックボクシングの大会「World Fighting League(WFL)」の世界王者ピーター・バウシュト(オランダ)は、ONE2戦目。今年5月のデビュー戦では下石康太を見事なKOで下していた。今回のバウシュトの対戦相手はメジャー大会デビューとなるアントニオ・カルーソ(オーストラリア)だ。
最後に、パンクラスライト級世界王者の徳留一樹が、ONEデビューのジョニー・ヌネス(米国)を出迎える。
この他、ONEスーパーシリーズマッチ2試合でも、3人の世界王者が登場する。
フェデリコ・ローマ(アルゼンチン)は「World Kickboxing Network (WKN)」の2階級世界王者であり、「Enfusion」世界王者のワン・ジュングァン(中国)と対戦する。
世界ムエタイ評議会(WMC)世界王者のアレクシ・セレピソス(ニュージーランド)はフライ級マッチで、日本のストライカー内藤大樹と対戦する。
ジャカルタ | 10月25日 (金) | 19時(日本時間) | 中継:ONEチャンピオンシップ公式アプリで生中継(無料)