ONE選手、ペットと楽しく自宅トレーニング
新型コロナウイルスの影響による外出制限で、まだほとんどの格闘技ジムが閉鎖されている。ジムに通ってきた人たちは、コンディションを保つために、代わりに新しい方法を探さなければならなくなった。
ONEチャンピオンシップのエリート選手たちは既に、自分の周りのものを最大限に活かした独創的な方法を考え出している。この中の1つがペットとの運動だ。
動物好きの選手たちは、飼い犬や飼い猫とトレーニングを共にし、ワークアウトの負荷を上げている。
この記事では動物たちと一緒にトレーニングする方法を6つ紹介する。
#1 スクワット
スクワットは格闘家にとって最も基本的で有用なエクササイズの1つだ。猫好きとして知られるジヒン・ラズワンも、その重要性について認識している。
マレーシアのスター、ジヒンは猫を肩の上に乗せて荷重を増やし、トレーニングの負荷を上げている。
#2 ロシアンツイスト
ジヒンの猫は彼女と同じように、さまざまなことができる。
手元にダンベルや重りがない場合は、猫を抱いてロシアンツイストに取り組み、体幹を鍛えよう。
#3 腕立て伏せ
アンソニー・アンゲレン(インドネシア)は自宅バルコニーでトレーニングに励んでいる。ピットブルのRoloも一緒だ。
しっかりした体格の犬が背中に乗ることで、アンゲレンの腕立て伏せを最高に効果的にしてくれる。
#4 空気イス
ONEアトム級世界王者のアンジェラ・リー(シンガポール)は、壁に背をつけてイスに座っているかのような姿勢を維持するこのトレーニングにより、大腿四頭筋、臀部、ふくらはぎの筋力を強化している。
自重だけでも十分にきついのだが、ヒザの上にアメリカンブルドッグのAthenaを乗せると、さらに強烈になる。
#5 上腕カール
秋元皓貴のトレーニングは一石二鳥だ。
ムエタイのスペシャリスト秋元は、ジャーマンシェパードのケリーと楽しく遊んでやりながら、同時に上腕二頭筋に磨きをかけている。
#6 車のプッシュ
マレーシアの旋風アギラン・ターニは、自宅近くのガラガラの道路を使い、車を押すトレーニングでコンディショニングを高めている。
車だけでは重さが不十分とでも言うかのように、車にはペットの2匹の犬、PremiumとMimoが一緒に乗り込んでターニを応援している。