10月13日、東京・両国国技館で開かれる「ONE: CENTURY 世紀」は、ONEチャンピオンシップ第100回記念イベントとなる。この記事では、ONEの足跡を振り返るべく、これまでの大会のベスト50を紹介する。
2011年以来、ONEチャンピオンシップは世界最大級に熱くスリリングな格闘技団体として世界を股にかけるアスリートたちと記憶に残る様々なイベントを、アジアを中心に送り出してきた。
このカウントダウン企画は1ヶ月間、ONEが再び東京に上陸する日まで続く。
最初にご紹介するのは以下の10大会だ。今年から、2012年にまでさかのぼる。
2017年8月5日、この大会ではONEバンタム級世界チャンピオン、
ビビアーノ・フェルナンデスが、見事な試合でONE史上最強の世界王者としてのステータスを確かなものにした。その他の試合も質の高い戦いばかりで、
朴光哲による王道のKO勝ちも見られた。
2018年1月20日、ジャカルタの会場を埋め尽くしたファンたちは、
ション・ジンナンが女子ストロー級の王者に輝く瞬間を目撃した。また、インドネシアの強豪アスリートたちが鮮やかなフィニッシュで2018年の始まりを飾った。
2016年12月2日に開かれた本大会はフィリピン、マニラでの最も印象深いイベントの一つだ。ONEヘビー級世界チャンピオン、
ブランドン・ベラのハイライトに残るKO勝ちと、
ジェニー・ファンによるONE史上最高級のサブミッション勝ちが見られた。
2018年5月12日インドネシア出身のStefer Rahardianは、これまで最高の試合を見せ、ジャカルタコンベンションセンターに集まった同胞たちを沸かせた。だが何よりも観客を魅了したのはONEストロー級世界タイトルを賭けて再度ぶつかり合った王者、
アレックス・シウバと挑戦者、
内藤禎貴(のび太)の劇的な戦いだった。
今年年1月19日、本大会はハイライトに残るフィニッシュの連続の後、ストロー級世界タイトルマッチで
猿田洋祐が
ジョシュア・パシオを相手に一瞬も気が抜けない25分間の試合を繰り広げ、勝利した。まさに、この一年の流れを決定するかのようなイベントだった。
ONEフライ級世界タイトルマッチは、毎回素晴らしい試合になる。この大会での
アドリアーノ・モラエスも
ジェヘ・ユスターキオの試合も例外ではなかった。二人のライバルが激しくぶつかり合った3試合のうちの2試合目となったこの戦いは、並外れたものとなった。Tarik Khbabezの見事なデビュー戦も、2018年6月23日にマカオで開催されたこのイベントのハイライトだ。
2016年5月、自国のヒーローを応援するためバンコクのインパクトアリーナに押し寄せたタイ人ファンたちの前で、ボクシング界の伝説Yodsanan SityodtongはトレードマークのKO勝ちを決めた。一方、ムエタイ界を代表するDejdamrong Sor Amnuaysirichokeはツキに見放され、めざましい戦いを見せた内藤禎貴にストロー級世界タイトルを奪われることになった。
ONEがまさに世界最大級の格闘技団体へと急成長を遂げようとしていた2012年10月に開催された第6回目の本大会は、最も記憶に残る総合格闘技イベントとなった。逆転勝ちでライト級世界王者に輝いた朴光哲が、再度ヘッドラインを飾った。
2016年9月にクアラルンプール、スタジアム・ネガラで開催された本大会では、マレーシアの人気アスリートたちが自国のファンの前で戦った。Ev Tingとキアヌ・スッバがそれぞれ、3Rを通した熾烈な戦いと、劇的なレフェリーストップで勝利し、会場の歓声は鳴りやまなかった。
2015年11月、中国の首都では2度目となったONEの大会では、逆転劇が続いた2つの試合が目玉となった。最も盛り上がったのはメインカードの
マラット・ガフロフとナラントンガラグ・ジャダンバの世界フェザー級王座統一戦。試合は第4Rにもつれ込み、最終的にはガフロフがサブミッション勝ちで文句なしに王者の座を手に入れた。