【11/20大会】ONE: INSIDE THE MATRIX IVのハイライト

Joseph Lasiri Rocky Ogden inside the matrix iv 7

11月20日(金)の「ONE: INSIDE THE MATRIX IV」で、ONEチャンピオンシップはノンストップの格闘技アクションをお届けした。

シンガポールで事前収録された大会では、3つのフィニッシュがあり、ONEスーパーシリーズムエタイマッチでは年間最高ともいえる試合が繰り広げられた。

メインイベントでは、アスランベック・ジクレーブ(ロシア)が、ストロー級キックボクシング2位コンテンダーのワン・ジュングァン(中国)にスプリット判定で勝ち、その夜を盛大に締めくくった。

大興奮の「ONE: INSIDE THE MATRIX IV」を終え、ONEチャンピオンシップ編集部が、ファンを最も驚かせた3つのパフォーマンスを選んだ。

#1 ラシリがオグデンとの接戦制す

🎥 TRIFECTA: Epic shots from the Muay Thai firefight between Joseph Lasiri and Rocky Ogden! 🔥🔥🔥

🎥 TRIFECTA: Epic shots from the Muay Thai firefight between Joseph Lasiri and Rocky Ogden! 🔥🔥🔥 #InsideTheMatrix4

Posted by ONE Championship on Friday, November 20, 2020

WBCムエタイ世界チャンピオンのジョセフ・ラシリ(イタリア)は、WPMFムエタイ世界チャンピオンで、ストロー級ムエタイ2位コンテンダーのロッキー・オグデン (オーストラリア)を相手に大勝利を挙げた。

キャッチウェイト59キログラムで行われた試合は、第1ラウンドから速いペースで展開。オグデンは右キックを何度も決め、ラシリは前に出て距離を詰め、打撃を繰り出した。

ラシリは第2ラウンドの序盤にクリンチで粘り、肘を放った。オグデンもキックで対抗したが、リズムを掴んだラシリは、鋭い攻撃を繰り出してきた。

第3ラウンド、オグデンも見せ場を作ったが、ラシリは突き刺すような肘で、試合をコントロール。プレッシャーを受けてオグデンは守りに入り、ラシリが強い印象を残して試合を締めくくった。

接戦だったが、今年最もエキサイティングなムエタイマッチの1つで、ラシリに軍配が上がった。

#2 高橋遼伍のビッグKO

🎥 TRIFECTA: We HAD to show you multiple angles of the explosive finish to Ryogo Takahashi 🆚 Yoon Chang Min 💥💥💥

🎥 TRIFECTA: We HAD to show you multiple angles of the explosive finish to Ryogo Takahashi 🆚 Yoon Chang Min 💥💥💥 #InsideTheMatrix4

Posted by ONE Championship on Friday, November 20, 2020

高橋遼伍と、ユン・チャンミン(韓国)は、試合開始直後から熱戦を繰り広げた。

高橋は、テイクダウン・ディフェンスにより、試合をスタンド戦に止め、第2ラウンドの最初の1分、見事な右クロスを当ててユンを動揺させた。立ち直ったユンを高橋は攻め続け、再び痛烈な一撃を当てる。

第2ラウンド残り2分を切ったところで、高橋が強烈な右のオーバーハンドを打ち込んだ。

揺さぶられるユンを見て、高橋はさらに追撃。アッパーカットを連打した後、ユンの左腕の下からアッパーカットを見舞い、さらに左フックにつなげた。

ユンはマットに崩れ落ち、レフェリーは試合を止めた。高橋は、フェザー級で、絶好のアピールとなる白星を得た。

#3 フィニッシャー同士の戦い、クォン勝利

🎥 TRIFECTA: Only ONE man was left standing when Bruno "Puccibull" and "Pretty Boy" Kwon Won Il threw down 😱

🎥 TRIFECTA: Only ONE man was left standing when Bruno "Puccibull" and "Pretty Boy" Kwon Won Il threw down 😱 #InsideTheMatrix4

Posted by ONE Championship on Friday, November 20, 2020

クォン・ウォンイル(韓国)は、バンタム級総合格闘技マッチで、2度ブラジリアン柔術ノーギ世界チャンピオンになった ブルーノ・プッチ(ブラジル) を第1ラウンドでフィニッシュした。

フィニッシャー同士の戦いは、予想通りあっという間に決着がついた。プッチはコーナーから飛び出してすぐにテイクダウンを狙い、クォンは完璧なディフェンスで対抗した。

プッチの体を振り払ったクォンは、左フックをボディーに食らわせる。プッチがONEのケージ「サークル」の壁を背にして立ち上がると、クォンは右ストレートを連打した。

プッチはガードを固めようとしたが、クォンの強烈なアッパーカットは、熱いナイフをバターに入れるかのように突き刺さる。プッチはキャンバスに倒れ、クォンは見事な1ラウンドフィニッシュ勝ちを手にした。

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