【2/17大会】熱烈アニメファンのワンダーガールが明かす「もしスタンド使いになったら…」
2月17日(土)にタイ・バンコクのルンピニー・スタジアムで行われる「ONE Fight Night 19: Haggerty vs. Lobo」に出場する“ワンダーガール”ことナット・ジャルーンサック(タイ)は、熱烈なマンガとアニメのファンだ。
ワンダーガールはタイ国内のムエタイチャンピオンに2度輝いたことがあり、最近ではMMAにも挑戦している。試合経験はプロ50戦以上。今回の大会では、ムエタイとMMAのラウンドが交互に行われる特別ルールのストロー級マッチでダヤン・カルドーゾ(ブラジル)と対戦する。
大会を前にONEチャンピオンシップの取材に応じたワンダーガールは、自身が熱烈なマンガとアニメのファンだと明かしている。
「最初に見たアニメは思い出せないけれど、今は『NARUTO-ナルト-』のシリーズを見ている。このマンガは中学生の頃からずっと読んでいる」
ワンダーガールがこうしたコンテンツを楽しんでいるのは、勇敢なヒーローが出てくるためだ。
こうしたキャラクターは強い決意を抱いており、世界タイトルマッチを目指す自身の姿と重ねているようだ。
「登場人物の不屈の精神が好き。どんなに難しいことがあっても、絶対にあきらめないから」
さらに、厳しいトレーニングの合間の息抜きに最適な明るい気分にさせてくれるような作品や、暗くてシリアスな作品など、そのテーマの幅広さも魅力だと言う。
「アニメのなかには、楽しくて軽めでストレス解消になるものもある。でも、シリアスでダークな作品もある」
「はじめの一歩」試合の参考に!?
ワンダーガールは、アニメやマンガと格闘技の間には共通点があると言う。
もちろん、格闘技自体をテーマにした作品もあるが、それ以外にも深いつながりがあると考えている。
たとえば、格闘技ジャンルのお気に入りは、ボクシングをテーマにした「はじめの一歩」。主人公の幕之内一歩が成長していく過程に親近感を覚えると話している。
「『はじめの一歩』の幕之内一歩が好き。忍耐強くて絶対にあきらめない。物語に出てくるボクシングのテクニックのなかには、実際に使えるものだってある」
ワンダーガールは「ジョジョの奇妙な冒険」もお気に入りで、ときには、自身が作品の登場人物になったことも想像するようだ。
「『ジョジョの奇妙な冒険』は本当に大好き。自分が作品に出られるなら、『ワンダーガール・ジョースター』というキャラになりたい。人を殴ることができるスタンドを使いたい」