ONEのサブミッション・アーティスト
ONEのマッチメイカーは一流のグラップラーを見極める目を持っている。これまでに何人もの素晴らしいグラップラーがONEに参戦し、その卓越したスキルを披露してきた。
以下に、一本勝ちを挙げた回数が多いアスリートたちを紹介する。
アドリアーノ・モラエス– 6回
ONEフライ級世界チャンピオン、アドリアーノ・モラエス(ブラジル)は何度も得意のチョークで対戦相手をマットに沈めて勝利を手にし、王座に登りつめた。
アレックス・シウバ–7回
アレックス・シウバ(ブラジル)はONE参戦直後から、ブラジリアン柔術世界チャンピオンの名に恥じないパフォーマンスを見せてきた。
シウバは5試合連続、で一本勝ちを決め、ONEストロー級世界タイトルへの挑戦権を得た。そのうちの3試合は得意のアームバーでのサブミッションだ。内藤禎貴(のび太)に対しサブミッションでの連勝記録更新はならなかったが、ベルトの獲得には成功した。
シウバは昨年さらに2試合にサブミッションで勝利し、記録を更新した。これではっきりしたが、所属するシンガポールのメガジム「Evolve MMA」でデェダムロン・ソー・アミュアイシルチョーク(タイ)のようなストライカーやリトゥ・フォガット(インド)のようなレスラーが学びを深めたければ、シウバより最適なチームメイトはなかなかいないはずだ。
マラット・ガフロフ –7回
青木真也 –7回
青木真也のグラップリングに捕らえられた相手が、タップせずに抜け出せることは稀だ。
日本の人気格闘家、青木はONE参戦以前にすでに一流のサブミッションアーティストとして知られていた。ONEのケージ「ザ・サークル」でも対戦相手の腕や首をがっちりと固めるホールドで試合を終わらせ、その理由を見せつけた。
青木は2度、ONEライト級世界タイトルを勝ち取っている。どちらも第1ラウンドでのサブミッション勝ちによるものだ。そして、これまで最大スケールの大会「ONE: CENTURY」でもサブミッションで勝利を収め、プレッシャーがあっても結果を出せるアスリートであることを証明した。
アンジェラ・リー– 7回
世界チャンピオンとなってからも、リーはキャリア史上に残る勝利を収め続けた。肺炎と戦いながら挑んだイステラ・ヌネス戦でのアナコンダチョークでのフィニッシュに続き、偉大なライバル、ション・ジンナン(中国)との試合では終盤にサブミッション勝ちを収め、ベルト防衛を果たすとともに、サブミッションの女王の名を確かなものにした。
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