【1/31大会】FIRE &FURY出場選手のサブミッション5選
2020年初のフィリピン・マニラで開催されるONEチャンピオンシップの大会には、エキサイティングな関節技のスペシャリストが出場する。
1月31日(金)の「ONE:FIRE & FURY」でその技術を生かし、ONEのケージ「ザ・サークル」で一本勝ちを狙うだろう。
モール・オブ・アジアアリーナでの試合を前に、彼らが過去の試合で見せた印象に残るフィニッシュシーンを振り返り、どのような技術を持っているのかを紹介しよう。
#1 パシオのバギオ流柔術
Joshua Pacio submits Pongsiri Mitsatit with a CRAZY submission at 3:37 of Round 1!
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Posted by ONE Championship on Friday, July 27, 2018
ジョシュア・パシオ(フィリピン)は、ポンシリ・ミートサティート(タイ)戦でユニークなフィニッシュを披露した。そのシーンはこれまで世界中の何百万人ものファンに視聴されているが、未だに再現はされていない。
フィリピンの強豪ジム「チーム・ラカイ」所属のパシオは、2018年7月の「ONE:REIGN OF KINGS」で、「パッションロック」を初めて披露。第1ラウンドで圧倒したパシオは、ミートサティートからテイクダウンを奪ってリアネイキドチョークを狙うも、相手のディフェンスが固く苦しんだ。
そこで彼は、相手の左手を両手で極める形に変更。腕を背中側にねじ曲げられたミートサティートはたまらずタップした。誰も予想しなかった、珍しいテクニックだった。
#2 シウバの必殺アームバー
A spectacular submission win that secured him a shot at the ONE Strawweight World Title. The rest is history.
Posted by ONE Championship on Sunday, December 31, 2017
グラップリング(組み技)の名人同士の一戦で、アレックス・シウバ(ブラジル)がブラジリアン柔術世界王者の実力を如何なく発揮し、当時19連勝中だった鈴木隼人を必殺アームバーで下した。
2017年11月の「ONE:LEGENDS OF THE WORLD」での一戦、シウバは第1ラウンドに下になる展開となったものの、バタフライガードを使って鈴木の攻撃を回避。
まずは鈴木の左腕に狙いを定めたシウバだったが、引き込んでからマウントを奪うと、今度は右腕狙いに移行。鈴木の頭部にすねを当ててプレッシャーをかけると、身体を回転させながら代名詞の必殺技で一本勝ちを奪った。
元ONEストロー級世界王者は、マニラでパシオが持つベルトに挑戦する。
#3 キンガッドの圧倒勝利
Masterful armbar set-up from Danny Kingad!
Masterful armbar set-up from Danny "The King" Kingad!Jakarta | 22 September | LIVE and FREE on the ONE Super App: http://bit.ly/ONESuperApp | TV: Check local listings for global broadcast | Tickets: http://bit.ly/oneconquest18
Posted by ONE Championship on Sunday, September 2, 2018
2016年12月の「ONE:AGE OF DOMINATION」でユージーン・トケーロ(フィリピン)と対戦したダニー・キンガッド(フィリピン)は、試合序盤から一方的に攻め続けた。
早くに相手を寝かせたキンガッドは、サイドコントロールからペースを掴んだ。トケーロが脱出しようとするのを待ったキンガッドは、相手の頭を跨ぎながら掴んだ右腕を伸ばし、アームバーで一本を奪った。
キンガッドは、「ONE:FIRE & FURY」でONEウォリアーシリーズ出身のシェ・ウェイ(中国)と対戦する。
#4 和田竜光の秒殺勝利
Tatsumitsu Wada locks in a deep rear naked choke to force the tap from Eugene Toquero at 0:52 of Round 1! Watch the full event LIVE & FREE on the ONE Super App 👉http://bit.ly/ONESuperApp | TV: Check local listings for global broadcast
Posted by ONE Championship on Saturday, November 17, 2018
和田竜光が、2018年11月の「ONE:WARRIOR’S DREAM」で、ユージーン・トケーロをリアネイキドチョークで秒殺した。
DEEPフライ級世界王者の和田は、トケーロのアグレッシブな打撃を逆手に取った。相手が大ぶりな左フックを放った瞬間、和田が先にパンチを当ててバックを奪い、両足でトケーロの身体をロック。
首を締めると相手がタップし、和田がわずか52秒でONE初勝利をあげた。
31歳の和田は、1月31日にイヴァニルド・デルフィノ(ブラジル)と対戦する。
#5 “Lady GoGo” 誕生の瞬間
Relive Jenny Huang 黃偵玲's submission masterclass.
Relive Jenny Huang 黃偵玲's submission masterclass.Manila | 20 April | TV: Check local listings for global broadcast | Tickets: http://bit.ly/onehonor18
Posted by ONE Championship on Wednesday, March 28, 2018
柔道黒帯のジェニー・ファンが、“Lady GoGo”のニックネームを与えられたのは、レアなサブミッションが見られた2016年12月の「ONE:AGE OF DOMINATION」でのエイプリル・オセニオ戦だった。
何度かサブミッションを試みたファンだったが、第2ラウンドにオセニオにトップポジションを取られた場面からフィニッシュはを決めた。ガードポジションのファンは、右足を巧みに使い、オセニオの肩口に持っていく。
するとファンは右のすねを相手の喉元に当て、頭部を掴んで手前に引いてタップを強要。
ファンは、今大会でジョマリー・トーレス(フィリピン)と対戦し、連敗脱出を狙う。
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