女子アトム級で存在感:ジヒン・ラズワン
ジヒン・ラズワン(マレーシア)の驚異的なスキルセットは、メジャー大会ですぐにファンを魅了した。
ジヒンは2018年3月にONEチャンピオンシップにデビューし、4つのセンセーショナルな勝利により女子アトム級で存在感を高めてきた。
さらに試合以外でのジヒンの姿を知るにつれ、ファンは彼女へ親しみを深めていった。
ジョホールバル出身の21歳のジヒンは、あらゆる機会で底なしのエネルギー、ユーモア、笑顔を見せ、これらの特徴が彼女を国際的なスーパースターの地位に押し上げた。
この記事ではジヒンが人気を高めている秘密を3つ紹介する。
女性のロールモデル
ジヒンは今では、世界中から集まった何千人もの観客の前で、自信を持って試合会場に向かって歩いて行くかもしれないが、幼少期は非常に恥ずかしがり屋だった。
幸いにも10代の時に、スポーツによって殻から抜け出し、格闘技によってそのプロセスが加速した。
格闘技ジム「アルティメットMMAアカデミー」に所属するジヒンは現在、他の人々、特に若い女性のロールモデルであり、彼らに向けて、頑張れば自分の夢を実現できるのだということを、自信を持って伝えている。
格闘技の世界チャンピオン
世界最大の格闘技団体ONEにベテラン選手として参戦したジヒンだが、格闘技を始めたのは16歳になってからだった。
コーチで元ONE選手のメルビン・ヨーはいつもジヒンに、さまざまなスタイルで戦うことを勧めてきた。
ジヒンはこれまでに、アマチュア総合格闘技、ムエタイ、ブラジリアン柔術、ウーシューの大会に出場し、各分野でタイトルを獲得してきた。
これまでで最も輝かしい業績は、格闘技のトレーニングを始めて2年にも満たない時に、「Federation International of Grandmaster Association(FIOGA)」のウーシュー世界選手権で優勝したことであり、格闘技に対する驚異的な才能を示した。
ネコ好き
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ヨーがジヒンに“シャドウキャット”のリング名をつけたのは、ジヒンの敏捷性と狡猾さからだったかもしれないが、彼女の猫への愛情は、その名前を強固なものにした。
ジヒンは動物の看護師としての資格を持っており、6匹の猫を飼っている。オリーブ、ガーリック、スノーフレーク、シャドウハンター、ピーナッツ、カカだ。それぞれの猫は愛すべきさまざまな特徴を持っているが、忠誠心と独立性は共通している。
猫たちはまた、単なるペットでもない。ジヒンがジムに行けない時、トレーニングパートナーとして役に立つのだ!
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