【11/19大会】ONE 163: Akimoto Vs. Petchtanong、フルカード発表
キックボクシングの世界タイトルマッチと世界グランプリ決勝がメインを飾る11月19日(土)の「ONE 163: Akimoto vs. Petchtanong」のフルカードが確定した。
合計4競技のアトム級からヘビー級まで幅広い階級で、すべての格闘技ファン垂涎ものの熱い戦いが繰り広げられる。
メインイベントはすでに発表されているONEバンタム級キックボクシング世界チャンピオンの秋元皓貴の初防衛戦で、挑戦者はペッタノン・ペットファーガス(タイ)。
秋元は直近の試合でカピタン・ペッティンディー(タイ)に勝ち、タイトルを獲得。5連勝中で、通算戦績を26勝1敗としている。
対するペッタノンは、元WMCムエタイ世界チャンピオンで、昨年9月にジャン・チェンロン(中国)を相手に印象深い戦いぶりを披露し、タイトル挑戦権を獲得した。
コーメインイベントは、ONEヘビー級キックボクシング世界グランプリ決勝で、ローマン・クリークリャ(ウクライナ)とイラジ・アジズプール(イラン)が対決。トーナメント優勝者に贈られる名誉の銀色のベルトと、ヘビー級のトップコンテンダーとしての地位がかかった戦いだ。
両者は2018年と2019年に対決して1勝1敗同士としており、今回の試合はラバーマッチ。
ONEではクリークリャは4勝0敗としており、ONEライトヘビー級キックボクシング世界タイトルを獲得し、2度防衛を果たしている。一方のアジズプールのONEでは、3勝0敗としている。
その他、今回のメインカードには日本人アスリートが多数参戦。各国のトップMMAアスリートと対戦する。
元ONEライト級世界チャンピオンで現在5位コンテンダーの青木真也は、レスリングをバックボーンとする4位のザイード・イザガクマエフ(ロシア)と対戦。イザガクマエフは上位ランカーを相手に初勝利を挙げ、タイトルマッチのチャンスを引き寄せたいところ。
岡見勇信は、元2階級ONE世界チャンピオンのアウンラ・ンサン(ミャンマー)とミドル級マッチで対決。両者ともこれまで複数回対戦を熱望するコメントを出しており、待望の試合がついに実現する。
平田樹は、ハム・ソヒ(韓国)とONE女子アトム級世界タイトルマッチへの挑戦をかけて対決する。ハムは2位コンテンダーでONEのケージ「サークル」では無敗。平田が勝利すれば、女王アンジェラ・リー(シンガポール)への挑戦権を手にすることになるだろう。
また、元ONEフライ級世界タイトル挑戦者で3位の若松佑弥は、同じくヘビーヒッターのウ・ソンフン(韓国)と対決する。層の厚いこの階級で、ランキング上位進出をかけた激戦になるに違いない。
リードカードでは、総合格闘技とキックボクシング、ムエタイ、サブミッション・グラップリングの6試合が行われる。
MMAでは、バンタム級マッチでクォン・ウォンイル(韓国)がマーク・アベラルド(ニュージーランド / フィリピン)と、ライト級マッチでアブラーオ・アモリム(ブラジル)がアフメド・ムジタバ(パキスタン)と、フェザー級マッチでキリル・ゴロベッツ(ウクライナ)がブルーノ・プッチ(ブラジル)と対戦する。
立ち技では、ルイ・ボテーリョ(ポルトガル)と品川朝陽がストロー級ムエタイマッチでタイトル挑戦権をかけて対決。ブルーノ・チャベス(ブラジル)とアフメド・クリッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)がヘビー級キックボクシングマッチでランキング入りをかけて戦う。
さらに、共にONEデビューを迎えるブラジリアン柔術界のスターのビアンカ・バシリオ(ブラジル)とミレーナ・カオリ(日本 / ブラジル)によるサブミッション・グラップリングマッチもある。
「ONE 163: Akimoto vs. Petchtanong」のフルカードは以下の通り。
ONE 163: Akimoto vs. Petchtanong のメインカード
- (現王者)秋元皓貴 vs. ペッタノン・ペットファーガス (ONEバンタム級キックボクシング世界タイトルマッチ)
- ローマン・クリークリャ vs. イラジ・アジズプール (ONEヘビー級キックボクシング世界グランプリ決勝)
- 青木真也 vs. ザイード・イザガクマエフ (MMA – ライト級)
- 岡見勇信 vs. アウンラ・ンサン (MMA – ミドル級)
- 平田樹 vs. ハム・ソヒ (MMA – アトム級)
- 若松佑弥 vs. ウ・ソンフン (MMA – フライ級)
ONE 163: Akimoto vs. Petchtanong のリードカード
- クォン・ウォンイル vs. マーク・アベラルド (MMA – バンタム級)
- アフメド・ムジタバ vs. アブラーオ・アモリム (MMA – ライト級)
- 品川朝陽 vs. ルイ・ボテーリョ (ムエタイ – ストロー級)
- ブルーノ・チャベス vs. アフメド・クリッチ (キックボクシング – ヘビー級)
- ミレーナ・カオリ vs. ビアンカ・バシリオ (サブミッション・グラップリング – ストロー級)
- キリル・ゴロベッツ vs. ブルーノ・プッチ (MMA – フェザー級)