【10/21大会】ONE 162: Zhang Vs. Di Bellaのフルカード決定
ONEチャンピオンシップは、ビッグなキックボクシングの世界タイトルマッチが目玉の「ONE 162: Zhang vs. Di Bella」のフルカードを決定した。
10月21日にマレーシア・クアラルンプールのアクシアタ・アリーナからライブ中継される同大会では、ONEの最もエキサイティングなアスリートがケージ「サークル」に登場。9試合が行われる。
メインイベントでは、ジャン・ペイメン(中国)と無敗のジョナサン・ディベラ(カナダ / イタリア)が、最近サムエー・ガイヤーンハーダオ(タイ)が返上したONEストロー級キックボクシング世界タイトルを争う。
ジャンは、アスランベック・ジクレーブ(ロシア)とジョシュ・トナー(オーストラリア)に連勝。それぞれ判定とKOによる勝利で、スキルとパワーを見せつけた。
対するディベラはONEのニューカマー。キックボクシングでは10勝0敗、プロボクシングでは2勝0敗という戦績の持ち主だ。
10代のジャンのパワーと多彩な武器と、ディベラのスピードと巧みなカウンターが激突するこの一戦、立ち技格闘技ファンは見逃せない。
コーメインイベントは、トップコンテンダー同士の対決。元ONEライト級キックボクシング世界タイトル挑戦者のニキー・ホルツケン(オランダ)がイスラム・ムルタザフ(ロシア)と対戦し、久々の勝ち星を狙う。
ホルツケンは、輝かしい業績を残した指折りのストライカーだが、今もこの階級のトップクラスのアスリートだと証明したいと意気込んでいる。対するムルタザフは、この競技で象徴的な存在であるホルツケンを倒せれば大きなアピールができるだろう。
メインカードでは、世界タイトル戦線を占う重要な4試合が行われる。そのひとつは、フライ級MMA5位コンテンダーのリース・マクラーレン(オーストラリア)とウィンドソン・ラモス(ブラジル)による一戦だ。
マクラーレンは、今年6月のシェ・ウェイ(中国)戦で第1ラウンド一本勝ちとしたばかり。対する5連勝中のラモスは、連勝キープを狙う。
また、メインカードでは、キックボクシングのフェザー級王者スーパーボン(タイ)との4度目の対決を目指す同級4位のシッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)も登場。
対戦相手は無敗の23歳、モハメド・ブタザ(モロッコ)。格闘技界で最も層が厚いとされるこの階級でのランキング入りを狙う。
また、ストロー級MMA4位コンテンダーのグスタボ・バラート(キューバ)もランキング上昇を目指し、元ONEストロー級世界王者のアレックス・シウバ(ブラジル)と対戦。元ONEフェザー級ムエタイ世界王座挑戦者のジミー・ビエノ(フランス)はメインカードの第1試合で、ニコラス・ラーセン(デンマーク)と対戦する。
同大会の幕開けを飾るアクション満載のリードカードには、エコ・ロニ・サプトラ(インドネシア)や元ONE世界タイトル挑戦者のレアンドロ・イッサ(ブラジル)らが登場する。
「ONE 162: Zhang vs. Di Bella」の全ラインナップは以下の通り。
ONE 162: Zhang Vs. Di Bella のメインカード
- ジャン・ペイメン vs. ジョナサン・ディベラ (ONEストロー級キックボクシング世界タイトルマッチ)
- ニキー・ホルツケン vs. イスラム・ムルタザフ (キックボクシング – ライト級)
- リース・マクラーレン vs. ウィンドソン・ラモス (MMA – フライ級)
- シッティチャイ・シッソンピーノン vs. モハメド・ブタザ (キックボクシング – フェザー級)
- アレックス・シウバ vs. グスタボ・バラート (MMA – ストロー級)
- ジミー・ビエノ vs. ニコラス・ラーセン (ムエタイ – フェザー級)
ONE 162: Zhang Vs. Di Bella のリードカード
- レアンドロ・イッサ vs. アルテム・ベラー (MMA – バンタム級)
- エコ・ロニ・サプトラ vs. ヨッカイカー・フェアテックス (MMA – フライ級)
- チョーファー・トー・センティアンノーイ vs. デニス・ピューリック (ムエタイ – フライ級)