【1/20大会】会場はルンピニー! ONE Friday Fights 1 のフルカード発表
ONEチャンピオンシップが初めてタイ・バンコクのムエタイの聖地「ルンピニー・スタジアム」で開く、歴史的な大会の全カードが決定した。
1月20日(金)にアジアのゴールデンタイムで生中継される「ONE Friday Fights 1」では、ムエタイとMMAマッチが行われ、タイのレジェンドと世界のエリートアスリートが競い合う。
イベントのメインは、ONEバンタム級ムエタイ世界タイトルマッチ。王者ノンオー・ガイヤーンハーダオ(タイ)と2位コンテンダーのアラヴァディ・ラマザノフ(ロシア)が対戦する。
タイ人同士の対戦も5試合行われ、うち1つのコーメインイベントでは、元ONEストロー級ムエタイ世界王者のプラジャンチャイ・PK・センチャイ(タイ)と2階級ルンピニー・スタジアム世界王者のコンペット・シットサラワットスアが対戦する。
セクサン・オー・クワンムアンは、タイソン・ハリソンとのキャッチウェイト63.5kgムエタイマッチに臨む。
セクサンは、ムエタイファンには説明不要の有名ファイター。タイスポーツ局の年間最優秀ファイターに選出され、世界チャンピオンに何度も輝いた33歳で、史上有数のエキサイティングでアグレッシブなストライカーとされている。
対するハリソンは、オーストラリアの新星で、戦績22勝(12KO)。セクサンという大物選手が相手のキャリア最大の試合で、大きな印象を残し得るパワーを有している。
また、バンコクを拠点とするブラジルのヒシャルジ・ゴドイは、ロシアのアレクセイ・リャプノフとライト級MMAマッチで対戦。両者ともONEデビューを迎えるサブミッションのスペシャリストだ。
ブラジリアン柔術黒帯のゴドイは、キャリア通算14勝のうち10勝をサブミッションで挙げている。リャプノフは通算10勝のうち5人の対戦相手をタップアウトさせている。
さらに、両者合わせて黒星はわずか7。この試合で勝利すれば、同階級のビッグネームとの対戦も叶うかもしれない。
で2022年のムエタイ・ファイト・オブ・ザ・イヤーに選出されたリアム・ハリソン (イギリス)戦で黒星を喫したムアンタイ・PK・センチャイ(タイ)は、ウズベキスタンのマブルド・ツピエフと再起戦。
ムタンタイは以前、ルンピニー・スタジアムで世界タイトルを獲得したことがあるため、バンコクのホームとも会場になじみがあることだろう。
対するツピエフは所属先のタイ・プーケットの「タイガー・ムエタイ」で多くのONEアスリートとトレーニングを積んでおり、このデビュー戦で勝利すれば得るものは大きい。
2022年にムエタイのビッグネームを破り、ISKA世界タイトルを獲得したばかりの英国のジョシュ・ヒルも世界最大の格闘技団体であるONEデビューを迎える。
対戦相手は、「タイガー・ムエタイ」所属のイランのケイワン・ソレイマニ。両者はライト級ムエタイマッチで対戦する。
また、日本からは藤沢彰博が出場。フライ級MMAマッチで対するはレスリングをバックボーンとする米国のコルトン・キルバサ。
また、ギリシャのストライカーのアンゲロス・ヤクミスは、イランのモハメド・サデギとのフライ級ムエタイマッチに臨む。
記念すべき大会「ONE Friday Fights 1」のラインナップは以下の通り。
ONE Friday Fights 1 の試合カード
- ノンオー・ガイヤーンハーダオ vs. アラヴァディ・ラマザノフ (ONEバンタム級ムエタイ世界タイトルマッチ)
- プラジャンチャイ・PK・センチャイ vs. コンペット・シットサラワットスア (ムエタイ – ストロー級)
- ペットバンライ・シンハ・マウイン vs. クンスクレック・ブーンデクシアン (ムエタイ– アトム級)
- サンシリ・ペット・ポー・トー・オー vs. コムアウット・FA・グループ (ムエタイ– バンタム級)
- タイ・ソー・ジョー・ピエクッタイ vs. ソンラック・フェアテックス (ムエタイ– フライ級)
- サゲンガーン・ジットムアンノン vs. スラヤイ・チョー・ハパヤック (ムエタイ– キャッチウェイト50.8kg)
- セクサン・オー・クワンムアン vs. タイソン・ハリソン (ムエタイ– キャッチウェイト63.5kg)
- ヒシャルジ・ゴドイ vs. アレクセイ・リャプノフ (MMA – ライト級)
- ムアンタイ・PK・センチャイ vs. マブルド・ツピエフ (ムエタイ – バンタム級)
- ジョッシュ・ヒルl vs. ケイワン・ソレイマニ (ムエタイ – ライト級)
- 藤沢彰博 vs. コルトン・キルバサ (MMA – フライ級)
- アンゲロス·ヤクミス vs. モハメド·サデギ (ムエタイ – フライ級)