2021年各種アワードを発表、青木真也が最優秀サブミッションに
2021年も数多くのエキサイティングな試合をお届けしてきたONEチャンピオンシップは、この年の最優秀ファイター、ファイト・オブ・ザ・イヤーなどの各種賞を発表した。
日本選手では、青木真也がジェームズ・ナカシマ(米国)戦で一本勝ちをした際の歴史的なネック・クランクが年間最優秀サブミッションに選ばれた。ONEのケージ「サークル」の壁際で青木は後ろに回ってナカシマの片足をコントロール。そのままナカシマの上体に上り、右腕を首の下に回し、ギリギリと締め上げた。
総合格闘技の年間最優秀ファイターには、男子部門でオク・レユン(韓国)が、女子部門でスタンプ・フェアテックス(タイ)が選ばれた。
オクは、2019年5月以来ONEライト級世界タイトルを保持していたクリスチャン・リー(シンガポール)を倒し、新王者となった。スタンプは、ONE初のオール女子トーナメント、ONE女子アトム級世界グランプリで優勝。ONEで3競技でタイトルを獲得した唯一の選手となった。
ONEスーパーシリーズの年間最優秀ファイターには、ジョルジオ・ペトロシアン(イタリア)を倒して初代ONEフェザー級キックボクシング世界王座に就いたスーパーボン(タイ)と、ONEアトム級キックボクシング世界チャンピオンのジャネット・トッド(米国)が選ばれた。
スーパーボンはペトロシアン戦でハイキックでノックアウトを決め、この試合はONEスーパーシリーズの年間最優秀ノックアウトにも選出された。トッドは、2020年にONE女子アトム級キックボクシング世界王座を獲得。今年はムエタイで2勝し、2競技で6連勝とした。
受賞したファイター・試合は以下の通り。
年間最優秀男子ファイター(総合格闘技)
オク・レユン
年間最優秀女子ファイター(総合格闘技)
スタンプ・フェアテックス
年間最優秀男子ファイター(ONEスーパーシリーズ)
スーパーボン
年間最優秀女子ファイター(ONEスーパーシリーズ)
ジャネット・トッド
年間最優秀ノックアウト(総合格闘技)
アドリアーノ・モラエス(対デメトリアス・ジョンソン)
年間最優秀ノックアウト(ONEスーパーシリーズ)
スーパーボン(対ジョルジオ・ペトロシアン)
年間最優秀サブミッション
青木真也(対ジェームズ・ナカシマ)
ファイト・オブ・ザ・イヤー(総合格闘技)
ダギ・アサラナリエフ vs. ティモフィ・ナシューヒン
ファイト・オブ・ザ・イヤー(ONEスーパーシリーズ)
ロッタン・ジットムアンノン vs. ダニエル・ウィリアムス