2021年各種アワードを発表、青木真也が最優秀サブミッションに

Shinya Aoki James Nakashima ONE UNBREAKABLE 1920X1278 7

2021年も数多くのエキサイティングな試合をお届けしてきたONEチャンピオンシップは、この年の最優秀ファイター、ファイト・オブ・ザ・イヤーなどの各種賞を発表した。

日本選手では、青木真也ジェームズ・ナカシマ(米国)戦で一本勝ちをした際の歴史的なネック・クランクが年間最優秀サブミッションに選ばれた。ONEのケージ「サークル」の壁際で青木は後ろに回ってナカシマの片足をコントロール。そのままナカシマの上体に上り、右腕を首の下に回し、ギリギリと締め上げた。

the world champ killer ok rae yoons unprecedented rise

総合格闘技の年間最優秀ファイターには、男子部門でオク・レユン(韓国)が、女子部門でスタンプ・フェアテックス(タイ)が選ばれた。

オクは、2019年5月以来ONEライト級世界タイトルを保持していたクリスチャン・リー(シンガポール)を倒し、新王者となった。スタンプは、ONE初のオール女子トーナメント、ONE女子アトム級世界グランプリで優勝。ONEで3競技でタイトルを獲得した唯一の選手となった。

ONEスーパーシリーズの年間最優秀ファイターには、ジョルジオ・ペトロシアン(イタリア)を倒して初代ONEフェザー級キックボクシング世界王座に就いたスーパーボン(タイ)と、ONEアトム級キックボクシング世界チャンピオンのジャネット・トッド(米国)が選ばれた。

スーパーボンはペトロシアン戦でハイキックでノックアウトを決め、この試合はONEスーパーシリーズの年間最優秀ノックアウトにも選出された。トッドは、2020年にONE女子アトム級キックボクシング世界王座を獲得。今年はムエタイで2勝し、2競技で6連勝とした。

Janet Todd Anne Line Hogstad ONE on TNT II 1920X1280 38

受賞したファイター・試合は以下の通り。

年間最優秀男子ファイター(総合格闘技)
オク・レユン

年間最優秀女子ファイター(総合格闘技)
スタンプ・フェアテックス

年間最優秀男子ファイター(ONEスーパーシリーズ)
スーパーボン

年間最優秀女子ファイター(ONEスーパーシリーズ)
ジャネット・トッド

年間最優秀ノックアウト(総合格闘技)
アドリアーノ・モラエス(対デメトリアス・ジョンソン)

年間最優秀ノックアウト(ONEスーパーシリーズ)
スーパーボン(対ジョルジオ・ペトロシアン)

年間最優秀サブミッション
青木真也(対ジェームズ・ナカシマ)

ファイト・オブ・ザ・イヤー(総合格闘技)
ダギ・アサラナリエフ vs. ティモフィ・ナシューヒン

ファイト・オブ・ザ・イヤー(ONEスーパーシリーズ)
ロッタン・ジットムアンノン vs. ダニエル・ウィリアムス

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