【1/14大会】ONE Fight Night 6、バンタム級ムエタイ王者ノンオーがラマザノフと防衛戦
ノンオー・ガイヤーンハーダオ(タイ、35)が1月14日(土)、ONEバンタム級ムエタイ世界チャンピオンとしての記録更新を目指すことになった。
ホームであるタイ・バンコクのインパクト・アリーナで開催される「ONE Fight Night 6」で、元ONEバンタム級キックボクシング世界チャンピオンのアラヴァディ・ラマザノフ(ロシア、27)を迎え、防衛戦に臨む。
ノンオーはONEチャンピオンシップと2018年に契約して以来、圧倒的な強さを誇ってきた。
世界クラスのストライカーを相手にONEでの戦績を9勝0敗とし、うち7勝は世界タイトルマッチでのもの。
試合を重ねるたびに強くなっているようで、直近4試合ではリアム・ハリソン(イギリス)やセーマペッチ・フェアテックス(タイ)といった強敵を相手に連続フィニッシュ勝利としている。
一方、挑戦者のラマザノフも豊富なスキルと経験の持ち主。
ONEチャンピオンシップでは6勝3敗としており、ポンシリ・PK・センチャイムエタイジム(タイ)とカピタン・ペッティンディー(タイ)に連勝して、今回ノンオーの有するタイトルに挑戦するチャンスを得た。
どんな試合でも一瞬にして流れを変えるパンチ力を有しており、自信と勢いを持って5ラウンド制のタイトルマッチに臨むことだろう。
両者の対決は、2年前にラマザノフが王座に就いていた際に世界王者同士の対決として試合が組まれていたが、新型コロナウイルスの世界的大流行のために延期に。
今年3月の「ONE X」でも再び試合が予定されたが、2度目の延期となった。ラマザノフは3度目となる今回こそ、ムエタイ界の大御所であるノンオーと戦いたいと意気込んでいることだろう。
「ONE Fight Night 6」では、スタンプ・フェアテックス(タイ)とアニッサ・メクセン(フランス / アルジェリア)による特別ルールのスーパーファイトも予定されている。
この大会の最新情報は今後もONE公式ホームページでお知らせする。