★インタビュー特集:日本選手の2019/2020③—佐藤将光

ONEチャンピオンシップの日本人アスリートに2019年を振り返ってもらい、2020年の抱負を聞く企画「ONE日本選手の2019/2020」。第1~5回は、10月に東京・両国国技館で開催された「ONE: CENTURY 世紀」の夜の部「ONE: CENTURY PART II」で行われた修斗・パンクラスの世界王者対決に出場したアスリートのインタビューをお届けする。
第3回は、修斗バンタム級世界王者として出場した佐藤将光だ。
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佐藤は2019年5月、タイ・バンコクで開かれた「ONE:WARRIORS OF LIGHT」でマーク・フェアテックス・アベラルド(ニュージーランド)を相手にTKO勝利を挙げ、ONE初参戦を飾った。10月の修斗VSパンクラスの王者対抗戦では、バンタム級キング・オブ・パンクラシストのハファエル・シウバ(ブラジル)と対戦し、第2ラウンドでパンチを連打。TKO勝利を挙げた。
ONEチャンピオンシップ: ONEでの2019年はどんな年だったか?
佐藤将光:2戦ともKOできた。デビュー戦から両国大会といい形で勝て、自分が思っている以上に上出来だった。
ONE:5月のタイ・バンコクでの試合はどうだったか?
佐藤:計量が不安だった。あと、韓国は行ったことがあったが、外国での試合だったので大会の流れがわからなかった。
ONE:ONEでの初試合だったがどう感じたか?
佐藤:選手ファーストの団体。スタッフも気を使ってくれるし、選手の体やパフォーマンスが第一と感じられ、やりやすかった。
ONE:両国大会はどうだったか?
佐藤:(2回目の参戦だったので)流れがわからないストレスもなかった。ただ、台風が来ていたので…。心配しても仕方がないことだが。
ONE:2019年を点数で表すと?
佐藤:内容的には満点だが、もう少し試合がしたかった。
ONE:来年はもっと出たいか?
佐藤:ケガがなければ、定期的に2、3ヶ月に1回ずつできればいいと思う。大会の都合もあるだろうが。
ONE:来年の目標は?ビビアーノ・フェルナンデスと対戦したいと他媒体のインタビューで言っていた。
佐藤:ビビアーノ、ケビン・ベリンゴン、ジョン・リネカー。他にもいい選手がたくさんいる。前に竹中大地選手に勝った選手(ユサップ・サーデュラエフ)とか。上久保周哉君とやるブルーノ・プッチも気になる。(注:上久保はインタビュー後に開かれた「ONE:EDGE OF GREATNESS」でユナニマス判定で勝利)
シンガポールに到着した今日はONEの本社へ挨拶行かせてもらい、その後evolveで練習させていただきました!
気候が最高だ pic.twitter.com/A8kMv1GzBY
— 佐藤将光 ShokoSato (@SatoShokoh) November 21, 2019
ONE:来年のONE注目選手は?
佐藤:自分の階級が気になって仕方がないので、ビビアーノ、ベリゴン、リネカーの3人。スタンプ(フェアテックス)も、総合格闘技でも(ベルトが)取れるのか気になる。
ONE:年末年始の予定は?
佐藤:今の所はない。田舎に帰ろうかななどと考えている。あとは、ジム(代表を務める東京都目黒区の「FIGHT BASE」)をいつから休もうかな、とか。その休みでどこかへ行こうか、ゴロゴロしようか、練習しようか、計画を立てていない。練習はどこかに入れたい。
ONE:最後にファンへのメッセージを。
佐藤:変わらず、いい試合ができるように、日々、練習に励みますので注目していてください。