★インタビュー特集:日本選手の2019/2020⑥—若松佑弥
ONEチャンピオンシップの日本人アスリートに2019年を振り返ってもらい、2020年の抱負を聞く企画「ONE日本選手の2019/2020」。今回は2019年、DJことデメトリアス・ジョンソン(米国)相手のビッグマッチを含む3試合に出場した若松佑弥のインタビューをお届けする。
若松は3月の両国大会「ONE:A NEW ERA 新時代」で北米の格闘技団体のフライ級元王者・DJと対戦。第2ラウンドのギロチンチョークで一本負けを喫した。だが、その後2019年は2連勝。8月の「ONE:DAWN OF HEROES」で、元ONEフライ級世界王者のジェヘ・ユスターキオ(フィリピン)を第1ラウンドでノックアウトしONE初勝利。10月の両国大会「ONE:CENTURY 世紀」では、キム・デファン(韓国)を相手にユナニマス判定で勝利した。
ONEフライ級世界王者を目標として掲げる若松に、達成までのプランに加え、最近誕生した第一子と過ごす年末年始のプランについても聞いた。
ONEチャンピオンシップ:2019年の3戦、特に印象に残った試合は?
ONE:8月にはユスターキオを相手にONEで初勝利を挙げた。
若松:その時も試合前は怖かった。当時2連敗だったので「もう絶対に負けられない」という気持ちで挑んだ。結果はすごく良かった。
試合前の気持ちの作り方は、DJ戦で学んだことを駆使しながららやった。これも思い入れがある試合だ。
ONE:気持ちの作り方とは自信を持つということ?
若松:自分を信じてやったら、パンチが当てられた。弱気にならないという気持ちで行った。
ONE:この時は亡き同門の秋葉尉頼の遺影を掲げていた。
ONE:2020年の目標は?
若松:試合数は3試合ほどして、チャンピオンベルトを巻きたい。
ダニー・キンガッドやリース・マクラーレンと対戦して勝つ。そして、おそらくDJがチャンピオンになるので、この前のリベンジをして、チャンピオンになりたい。
(2020年下半期開催予定の)日本大会でタイトルマッチができればいい。だから1度も負けられない。
ONE:キンガッドとDJは再戦になる。対策は?
ONE:マクラーレンとは8月に対戦予定だったが、相手がユスターキオに変更になった。
若松:DJとマクラーレンは戦い方が似ている。サウスポーだし。相性がいいのではないかと正直思う。