【10/13大会】終始圧倒クリスチャン・リーがライト級WGP優勝

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10月13日(日)に東京・両国国技館で開催された「ONE : CENTURY 世紀」朝の部ザイード・フセイン・アサラナリエフを相手に圧巻のパフォーマンスを見せたクリスチャン・リーが、コレクションに新たなベルトを加えた。

大会直前の9月26日、ONEライト級世界グランプリ(WGP)決勝への出場を決めた現役ONEライト級世界王者のリーだったが、終わってみればアサラナリエフを圧倒。ユナニマス判定で勝利し、優勝した。

1ラウンドから激しい攻防となり、アサラナリエフがペースを上げ、切れ味鋭い打撃でリーに襲いかかるも、距離をつめたリーが逆にパンチをヒットさせ、圧倒する展開に。

右のアッパーカットでリーに尻餅をつかせたアサラナリエフは、テイクダウンを奪ったものの、リーに返されてしまう。1ラウンド残り1分をきったあたりでフルマウントを奪ったリーがパウンド、肘の集中砲火を浴びせてこのラウンドは終了。

Christian Lee

2ラウンドも続けてプレッシャーをかけるリーに対し、アサラナリエフは疲れが見え始める。再びマウントを奪った現世界王者はアームバーを狙うも、アサラナリエフは回避に成功する。リーが続けてマウントを奪うと、疲労困憊のアサラナリエフに返す力は残されておらず、このラウンドもリーが優勢のまま終了した。

第ラウンドに逆転を狙ったアサラナリエフは、重たいパンチで攻めようとするも、リーは巧みに打撃をさばいてグラップリング優先のプランに引き戻す。その後もリーはアサラナリエフをマットに引きづり込み、圧倒し続けた。

アサラナリエフもスタンドに戻して打撃を振り回したが、リーはこの試合4度目のマウントを奪取。バックに回ると、試合終了までパンチを浴びせ続けた。

Christian Lee

終始リーが圧倒し続け、試合は終了。戦績を13勝3敗としたリーは、ONEライト級WGPのタイトルを獲得し、「格闘技の本拠地」ONEでライト級最強の称号を手にした。

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