【10/13大会】4連勝山口芽生「次はアンジェラ・リーと王座戦を」
山口芽生(V.V Mei)はアンジェラ・リーと再度戦う準備ができたと感じている。ONEチャンピオンシップの会長兼CEOチャトリ・シットヨートンもそれに同意する。
10月13日(日)の「ONE:CENTURY世紀」夜の部の「ONE:CENTURY PART II」で、女子アトム級の山口はジェニー・ファンに対し2度目の勝利を収めた。今回はユナニマス判定での勝利だった。
2017年「ONE:LIGHT OF A NATION」のファンとの初戦に比べ、今回、山口はよりハードなトレーニングで勝利を掴みにいった。そのため、15分間の熾烈な戦いの末に拳を掲げた時の喜びはひとしおだった。
そしてまた東京出身の山口は、東京・両国国技館で家族や身近な人々が見守る中での勝利に心からの感動を覚えた。
「故郷で戦うことができて本当に嬉しい。今日はたくさんの友人や家族が応援してくれていた」と、山口は語った。
「もちろん、みんなONEのアプリでいつも中継を見てくれている。でも、今日は生で試合を観戦してもらうことができた。アスリートにとっては本当に感無量だ」
「生で見てもらえることが本当に嬉しかったから、入場後もすごく気分が良かった」
36歳の山口は今回の試合でONE4連勝。階級の他の選手たちより大きくリードしたことになる。
だからこそ、次の試合では世界タイトルを狙いに行けると山口は信じている。
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「今回勝ったことで、4連勝したことになる。次こそ、世界チャンピオンの座を賭けてアンジェラ・リーと戦いたい」と、山口は言う。
女子アトム級世界王者のリーは、「ONE: CENTURY PART I」のメインイベントでタイトル防衛に成功した。だが、リーは他の挑戦者と戦う前に、ション・ジンナンとの3戦目で決着をつけたいと考えているようだ。
しかし、チャトリ会長は大会後の記者会見で山口の希望に言及し、可能性は閉ざされていないと示唆した。
「アンジェラと話をするつもりだが、(リーと山口の3戦目は)前向きに検討したい。また素晴らしい戦いが見られるに違いない」