10周年記念大会のONE X、2022年初頭に
ハイブリッドルールのメガファイトと2つの世界タイトルマッチが行われるONEチャンピオンシップの10周年記念イベント「ONE X」は、もうしばらくおあずけになった。
チャトリ・シットヨートンONE会長兼CEOは10月27日(水)、「ONE X」を当初予定されていた12月5日から2022年初頭に延期すると発表した。
「シンガポールでコロナウイルス感染件数が記録的な水準となり、『ONE X』は12月5日ではなく、来年の初めに開催することになった」と、チャトリ会長はフェイスブックに投稿した。
「シンガポール政府は、状況に対処するため、並々ならぬ努力を続けている。その素晴らしいリーダーシップと卓越した能力に、感謝の気持ちでいっぱいだ」
「11月と12月の定期イベントは通常通り行われる予定。シンガポールの皆さんにとっては厄介な時期だが、思いやり、立ち直る力、創造力、忍耐力を持って協力し合うことで、このような時期を乗り切れると確信している。マジュラー・シンガプーラ(進めシンガポール)!」
「ONE X」のメインイベントである、ONEフライ級ムエタイ世界チャンピオンのロッタン・ジットムアンノン(タイ)と、12度総合格闘技の世界チャンピオンに輝いたデメトリアス・ジョンソン(米国)のスーパーファイトは変わらず行われる。
さらにこのイベントでは、すでに発表されている2つの世界タイトル戦も行われる。
ONEバンタム級世界チャンピオンのビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)が、1位コンテンダーのジョン・リネカー(ブラジル)を迎えタイトル防衛に臨む。さらに、最近ONEフェザー級世界チャンピオンになったばかりのタン・リー(ベトナム / 米国)も、3位コンテンダーのゲイリー・トノン(米国)を迎え初の防衛戦。
27日に発表されたニュースのほかに、チャトリ会長は、ONEの10周年を祝う大会に向けてまだまだ追加発表があるかもしれないと示唆した。
「ファンに向けて『ONE X』で企画していることを発表するのが待ちきれない。もっとエキサイティングなニュースをこうご期待!」
「ONE X」に関する最新ニュースは、今後もONE公式ホームページでお伝えする。
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