【6/10大会】世界戦2戦、ONE Fight Night 11: Eersel vs. Menshikov のフルカード
初の米国大会から1ヶ月後の6月10日(土)、ONEチャンピオンシップは「ONE Fight Night 11: Eersel vs. Menshikov」を開催する。
王者レギン・アーセル(スリナム)とドミトリー・メンシコフ(ロシア)が激突するメインイベントのONEライト級ムエタイ世界タイトルマッチをはじめ、タイ・バンコクのルンピニー・スタジアムで合計10試合が行われる。
コーメインイベントでは、ONEライト級サブミッション・グラップリング世界チャンピオンのケイド・ルオトロ(米国)がトミー・ランガカー(ノルウェー)を迎えてタイトル防衛に臨む。
この数年、王者アーセルの勢いは止まらなかった。
現在の戦績は60勝4敗で、21連勝中。ONEライト級ムエタイとキックボクシングの2つの世界タイトルを保持している。
直近のONEでの試合では、ルンピニー・スタジアムで シンサムット・クリンミー(タイ)をボディショットでKOし、ムエタイのタイトルを防衛した。
今回の挑戦者のメンシコフは、戦績27勝2敗、11連勝中。さらにノックアウト勝利を合計19度挙げており、アーセルからベルトをはぎ取るだけのパワーを有しているかもしれない。
メインイベントは一級の立ち技だが、コーメインイベントでは地上最高のパウンド・フォー・パウンドのトップグラップラーが激突する。
ルオトロは、ONEライト級サブミッション・グラップリング世界タイトル防衛と、黒帯取得後無敗記録キープを目指し、ランガカーと対戦。ブラジリアン柔術ファンには垂涎もののマッチアップだ。
ルオトロはONEで3戦し、アグレッシブなスタイルや最高の技術力で対戦相手を圧倒し、その卓越した才能を見せつけてきた。
対するランガカーは、欧州トップクラスのブラジリアン柔術黒帯とされている。ONEでは2勝し、5万ドルのパフォーマンス・ボーナスを2度獲得。ルオトロにとってこれまでで最も厳しい一戦となる可能性がある。
さらに、元ONEフェザー級キックボクシング世界チャンピオンのスーパーボン・シンハ・マウイン(タイ)が復帰戦で、タイフン・オズカン(オランダ / トルコ)と対戦する。
今も世界トップのパウンド・フォー・パウンドのストライカーとして知られるスーパーボンの強力なパワーと鮮やかなテクニックが、オズカンの全力でかかっていくアグレッシブなスタイルとぶつかり合う、エキサイティングな試合になることは間違いない。
また、ニキー・ホルツケン(オランダ)やフェザー級MMA3位コンテンダーのイリヤ・フレイマノフ(ロシア)、ヘビー級KOアーティストのグート・イノセンテ(ブラジル)やラーデ・オパチッチ(セルビア)も出場する。
フルラインナップは以下の通り。
ONE Fight Night 11: Eersel Vs. Menshikovのフルカード
- レギン・アーセル vs. ドミトリー・メンシコフ (ONEライト級ムエタイ世界タイトルマッチ)
- ケイド・ルオトロ vs. トミー・ランガカー (サブミッション・グラップリング – ONE ライト級世界タイトルマッチ)
- イリヤ・フレイマノフ vs. シネチャツガ・ゼルトセトセグ (MMA – フェザー級)
- スーパーボン・シンハ・マウイン vs. タイフン・オズカン (キックボクシング – フェザー級)
- マンスール・マラチエフ vs. ジェレミー・ミアド (MMA – ストロー級)
- ニキー・ホルツケン vs. アドリアン・サディコビッチ (キックボクシング – ライト級)
- アルテム・ベラー vs. クォン・ウォンイル(MMA – バンタム級)
- マルティーヌ・ミキエレット vs. アンバー・キッチン (ムエタイ– ストロー級)
- フー・ヨン vs. ウ・ソンフン (MMA – フライ級)
- ラーデ·オパチッチ vs. グート·イノセンテ (キックボクシング – ヘビー級)