チームラカイのステファン・ロマンがONEと契約
ONEチャンピオンシップに、また新たなタレントが加わった。
ONEは、5回の総合格闘技チャンピオンになったフィリピン・バギオ市の有名ジム「チームラカイ」の”スナイパー “ことステファン・ロマンとの契約を発表した。
「チャンスに圧倒されているが、世界最大の格闘技団体で他のチームラカイの兄弟の後に続くのを楽しみにしている」と、ロマンは話した。
「この場で自分のスキルを高め、世界中の何百万人もの視聴者に自分のスタイルを披露できることも楽しみだ」
ロマンはバギオ市出身の28歳で、キャリアの全盛期。戦績は14勝2敗、現在8戦全勝中だ。
2017年にはバーレーンでグルダーシャン・マンガット(インド / カナダ)を敗り、初めて総合格闘技で王座を獲得。その後4度防衛成功している。
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ロマンはホノリオ・バナリオ、エドゥアルド・フォラヤン、ケビン・ベリンゴン、ジェヘ・ユスターキオ、そして現ONEストロー級世界チャンピオンのジョシュア・パシオに続き、ONE世界タイトルを獲得する6人目のチームラカイ勢になりたいと思っている。
「もちろん、新しい団体と環境で戦うことは挑戦になる。だが、喜んで立ち向かいたい」
「ONEチャンピオンシップのファンに最高のステファン・ロマンを披露する準備はできている」
ロマンがバンタム級で参戦するか、フライ級に転向するかはまだ不明だが、どちらの階級でも、すぐさま活躍が期待される。
現在、両階級のトップにいるタレントを考慮すると、ロマンはトップ5に入った場合大きな試練と直面することになるかもしれない。だが、ロマンには頼りになるサポートがある。
コーチのマーク・サンジャオは、2011年のONE発足以来、ONEで世界チャンピオンを育ててきた名将だ。
サンジャオは「ステファンと話したが、今非常にやる気に溢れている」と話す。
「『サークル(ONEのケージ)』に入って試合するのが待ちきれないようだ。もちろん、他のチームラカイのチームメートと同様に、全てのステップをサポートする」