2020年の抱負コルビー「ノースカット姉弟で同大会出場を」
コルビー・ノースカット(米国)はONEチャンピオンシップのデビュー戦で多くのことを証明した。
Karate World Champion Colbey Northcutt 🇺🇸 outstrikes Putri Padmi to earn a hard-fought unanimous decision win in her ONE debut!📺: How to watch 👉 http://bit.ly/ONEEOGHTW🏨: Book your hotel 👉 bit.ly/ONEhotelplanner📱: Watch on the ONE Super App 👉 bit.ly/ONESuperApp🏷: Shop official merchandise 👉 bit.ly/ONECShop
Posted by ONE Championship on Friday, November 22, 2019
26歳のノースカットは同じくONEに参戦するセージ・ノースカットの姉だ。彼女は2017年6月以来、総合格闘技の試合に出場していなかった。
結婚後に米国・テキサス州からカリフォルニア州に移り、そこで新しいコーチやトレーニングパートナーとトレーニングを開始した。
そして2019年11月にノースカットはONEデビューを迎え、待望の復帰を果たす。総合格闘技から離れていた時間がどれだけの価値があったかを示した。
ノースカットはシンガポールで開かれた「ONE:EDGE OF GREATNESS」で、プトゥリ・パドミ(インドネシア)と対戦し、より強化されたスキルを披露して試合を優勢に進め、ユナニマス判定で勝利を手にしたのだった。
「最高だった」と36回も空手世界チャンピオンに輝いたノースカットは語る。
「もちろんフィニッシュで終えたかったが、15分間フルに戦ったのは初めてだった。それに2年半の間を空けていたから、とにかくうれしかった。本当に最高。自分のパフォーマンスにはとても満足している」
ノースカットは特に第1ラウンドで、あわやフィニッシュかという所まで相手を追い詰めていた。
第1ラウンドに打撃でパドミを圧倒し、さらに何度もがっちり決まった三角絞めのように見えたアームバーを何度か試みた。だがパドミも耐えて試合終了のベルが鳴るまで戦い切った。
「パドミがタフな選手だということはわかっていたが、自分は彼女の頭を割るところだった。ものすごく力を込めて打ったし、彼女は何度もそれを食らっていた」
「あれはかなりきつく絞めた三角絞めだった。腕をしっかり引き伸ばしたが、彼女は本当にタフだった。心がとても強く、ギブアップしようとはしなかった。その点では本当に驚いた。だがそれ以外は計画した方法通りにうまくいった」
勝利と自分のパフォーマンスの余韻に酔いしれていた一方で、ノースカットはもっと自分の潜在能力を解き放ちたいと願っていた。
シンガポールの大会ではまだ披露できなかった攻撃がたくさんあるのだ。だが試合に再び適応する中で、自分のスキルをいかんなく発揮していきたいと考えている。
「打撃を見せることはできたし、寝技も少しは披露できた。バランスの取れたファイターであるところを見せられたと思う。そのことについて満足しているが、もっともっとできるともわかっている」
「これからは良くなるだけ。まず1試合を終えて、リングから離れていた間のサビを落とせたような感じでよかった。長いブランクの後にリングに戻ることができてうれしいし、またすぐ次の試合の準備に取り掛かりたい」
冬の休暇シーズンが終わると、ノースカットは3月か4月の試合に向けてトレーニング合宿に戻るつもりだ。さらにノースカット2020年初戦となるであろうその試合に加え、もっと戦いをこなしたいと思っている。
「2020年は最低でも3回は戦いたい。今年はもっと試合がしたい。それが目標の1つで、自分にとっての理想だ」
ノースカットは2020年に向けて目標をもう一つ抱いている。
弟のセージと共に、ONEの同じ大会に出場したいと思っているのだ。
「ONEにはアンジェラとクリスチャンのリー姉弟がいる。自分たちはONEで2組目の、姉と弟のペアだ」
「セージと一緒に戦うことができれば、自分たち二人にとって夢が叶うことになる」