【12/6大会】キック王者ラマザノフ、ムエタイのノンオーと対戦熱望⁉️
12月6日(金)にマレーシア・クアラルンプールで開かれた「ONE:MARK OF GREATNESS」で、アラヴァディ・ラマザノフ(ロシア)はジャン・チェンロン(中国)を破り、ONEバンタム級キックボクシングの初代世界王者に就任した。
25歳のラマザノフは多彩な打撃を駆使してジャンをユナニマス判定で下し、長年の夢だった世界チャンピオンのベルトを手に入れたのだ。
「(ベルトを腰に巻いた時の気持ちは)もうなんて言ったらいいのかわからないほどだよ。ものすごい感情がこみ上げてきた」
「この目標のために頑張ってきた。世界チャンピオンになるためにね。自分の人生ずっとだ。夢が叶って信じられないくらいうれしい」
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Posted by ONE Championship on Friday, December 6, 2019
両者は共に優れた格闘家として、マレーシアのファンの前で世界タイトル戦にふさわしい素晴らしいパフォーマンスを披露した。
ラマザノフは第3ラウンドでジャンからダウンを奪ったが、ジャッジがスコアを判断するには全5ラウンドが必要だった。試合後半は強打のジャンが優位に立っていたが、ジャッジは全員ラマザノフを支持した。
ラマザノフは勝利を挙げて気分が昂っているが、同時にまだ改善すべきことがあると思っている。特にバンタム級の頂点でい続けたいと思うなら。
「世界チャンピオンになれてうれしい。それは間違いない。でも自分のパフォーマンスについて言うと、もちろん完璧なんていうものはない」
「何度かミスをした。だけどまだコーチと試合を見返す時間はなかったんだ。これから家に戻って反省会をして、そしたら自分のパフォーマンスについてもっときちんと評価できると思う」
「ジャッジが自分を支持してくれ、観客は試合を喜んでくれた。だから今のところはすごく幸せ」
充実した2019年を過ごし、ラマザノフは今、将来に目を向けている。
腰にベルトを巻いたままのどかに休んでいるつもりはない。むしろベルトは、キックボクシング史上最強選手の一人になるための、土台だと考えている。
ラマザノフはまだもっとできることがあると感じているし、さらに技を磨いて強くなっていけばこの先、何年も打撃の世界で頂点にいられると信じている。
「(世界タイトルを獲るのも守るのも)どちらも大変。正直に言ってね」
「今はたぶん、トップでい続けるために、モチベーションが変わったと思う。でもこれは世界チャンピオンになる前のモチベーションと同じくらい強い。このタイトルが自分の限界だとは思わないでほしい。2020年とその先に、大きなプランを描いているんだ」
「最も興奮するのは、自分がようやく、トップ選手だけと戦う立場に来たということ。自分は若くてハングリー精神とやる気にもあふれている」
みんなが自分の背中を狙っていると、ラマザノフはわかっている。
この階級の選手なら誰しも、ONEバンタム級キックボクシングの世界王者になりたいものだ。だがラマザノフはその座を明け渡すつもりはない。明け渡すどころか、さらなるベルトを手に入れるつもりなのだ。
バンタム級キックボクシング最強の選手は自分だと証明するためなら、ラマザノフはどんな相手とも対戦するつもりだ。だが将来メジャー大会で戦いたいと思っている選手が、別の種目にいるのだ。
「ONEは人材の宝庫。だからトップ選手と戦えるならそれが誰でも喜んで受ける」
「自分は世界王者だから、挑戦者はこの階級で自分を除いて最も強い選手ということになるからね。でももし1人だけ選ぶとしたら、(ONEバンタム級ムエタイ世界王者の)ノンオー・ガイヤーンハーダオ(タイ)だ。彼のスピード、パワー、正確さは素晴らしい」