【3/19大会】シウバ、箕輪ひろば戦は「第2R一本勝ち」
アレックス・シウバ(ブラジル)は、 ONEチャンピオンシップのストロー級の歴史の中で大活躍してきたが、まだその時代は続いていると思っている。
再びタイトル挑戦を目指す元ONEストロー級世界チャンピオンのシウバは、3月19日(金)の「ONE: FISTS OF FURY III」(シンガポールで事前収録)で21歳の箕輪ひろばと対戦する。
「自分は階級の中でトップの1人と思っている。(ONEストロー級世界チャンピオンの)自分の直近の試合、ジョシュア・パシオ戦では、僅差のスプリット判定での負けだった。もう1度リマッチする資格があると思っている」と、試合を前にシウバは話す。
「ONE: FISTS OF FURY III」では、ベテランのシウバは、急上昇中の相手と対戦する。
箕輪は、5連勝中で、ONEデビュー戦ではリト・アディワン(フィリピン)を相手にキャリア最高の勝ち星を挙げている。
シウバは現在5位コンテンダーで、これまでに地上最強の男たちと戦ってきた。それでも続々と登場するONEのタレントを前に、自身も向上が必要だと考えている。
「彼は良い、若手のファイターだ。自分の階級での位置をハングリーに狙っている」と、シウバは箕輪を評する。
「まだまだやれることがある。自分のバックボーンはグラップリングで、まだトレーニングしているが、ストライキングもレスリングも練習している。もっと向上させないといけない」
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こうして磨いたスキルに加え、元ブラジリアン柔術世界チャンピオンであるシウバは、そのバックボーンである競技を箕輪を相手に駆使するつもりだ。
箕輪は素晴らしいレスリングとグラウンド・コントロールのスキルを昨年11月の「ONE: INSIDE THE MATRIX III」でのアディワン戦で披露した。このスタイルに対し、シウバは自身の強みが使えると考えている。
「彼の直近の(アディワンとの)試合を見た。試合全体を完全にコントロールして、勝利に値した。自分のスキルを彼のような相手に試す機会があることを嬉しく思う」
「彼は自分の強みがグラップリングだということを披露したが、この場合は、その強みには弱みにもなると思う。グラップリングは自分が快適に戦えるホームのようなものだから」
「この階級の全ての選手を尊敬しているが、自分はこの階級で最高のグラップラーで、彼をフィニッシュするスキルがあると信じている」
もしシウバが箕輪をその“ホーム”で倒すことができれば、マッチメーカーもパシオとの再戦へのリクエストを無視するのは難しくなるだろうが、それでも簡単には行かないだろう。
ストロー級は常に激戦区で、再び世界タイトルマッチに辿り着くためには、より決定的な勝利を挙げなければならない。
このことを念頭に置いた上で、判定まで持ち込ませず箕輪を倒す、というのがシウバの主な焦点だ。
「ONEのストロー級は非常に競争が激しい。この部門のトップ選手はみんな危険だと思っている。皆、非常に高いレベルのスキルを持っている」
「この試合に向けて良いキャンプをしてきた。準備は整っている。第2ラウンドで彼を仕留めるつもりだ。サブミッションで」
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