【4月大会】「ONE on TNT」4大会のメインカード発表
米国のゴールデンタイムで放映されるビッグなショーに向けて準備を進めるONEチャンピオンシップは、4大会すべてにスター選手を詰め込んだ。
ONEは、4月7日から4月28日まで米国で毎週水曜日の夜に放送される「ONE on TNT」イベントシリーズのメインカードを公表した。
イベントシリーズは、4月7日(水)の「ONE on TNT I」でスタート。
既に発表されているように、メインイベントは史上最大のフライ級総合格闘技マッチ。ONEフライ級世界チャンピオンのアドリアーノ・モラエス(ブラジル)がONEフライ級世界グランプリ王者DJことデメトリアス・ジョンソン(米国)を相手にタイトル防衛に臨む。
コーメインイベントでは、米国のレジェンドエディ・アルバレスが2位ライト級コンテンダーのユーリ・ラピクス(モルドバ)と対戦する。
メインカード3戦目は、ONEフライ級ムエタイチャンピオンのロッタン・ジットムアンノン(タイ)とイギリスのハードヒッターのジェイコブ・スミスがノンタイトルマッチを行う。いつものONEスーパーシリーズのムエタイの試合のように、4オンスの総合格闘技グローブを着用する。
4月14日(水)に予定されている「ONE on TNT II」のメインイベントは、ONEライト級世界王者クリスチャン・リー(シンガポール)の防衛戦。対するは、3位コンテンダーのティモフィ・ナシューヒン(ロシア)。
コーメインイベントでは、昨年10月にタン・リー(ベトナム/米国)を相手に長年保持していたベルトを失った元ONEフェザー級世界王者マーティン・ニューイェン(ベトナム/オーストラリア)が久々に登場。
現在フェザー級の1位コンテンダーのニューイェンは、5位のキム・ ジェウォン(韓国)と対戦し、ベルト奪還へ一歩を踏み出す。
メインカード3戦目は、二世格闘家同士の戦い。ONEスーパーシリーズムエタイストロー級マッチで、ワンダーガール・フェアテックス(タイ)とアンバー・キッチン(米国)が対戦する。
4月21日(水)の「ONE on TNT III」には、怪物のようなヘビー級アスリートが登場。
メインイベントでは、アミル・アリアックバリ(イラン)がアナトリー・マリキン(ロシア)と激突。保証はないが、勝者はブランドン・ベラ(フィリピン)の有するONEヘビー級世界タイトルに挑戦できる可能性もある。
コーメインイベントは、立ち技のスターたちが登場。ニキー・ホルツケン(オランダ)がジョン・ウェイン・パーとONEスーパーシリーズのムエタイマッチで対戦する。
1週間後の4月28日(金)には、「ONE on TNT IV」で超大作イベントシリーズを締めくくる。
メインイベントでは、ONEライトヘビー級世界チャンピオンのアウンラ・ンサン(ミャンマー)が仇敵のビタリー・ビグダシュ(ロシア)を相手にラバーマッチとなる防衛戦。
この試合はもともと3ラウンドのミドル級マッチとして予定されていたが、これまでの対戦は接戦だったため、5ラウンドのライトへビー級ベルトがかかった試合に変更された。 これまでの2戦は、いずれもフルラウンドの戦いになっている。
コーメインイベントでは、前評判の高いONEのニューカマー、ステファン・ロマンが、ジョン・リネカー(ブラジル)と対戦。かつてリネカーを相手に苦杯を舐めた「チームラカイ」のチームメイトのケビン・ベリンゴン(フィリピン)のリベンジを目指す。
さらに、セージ・ノースカット(米国)が久々に登場し、4度ONEライト級世界チャンピオンに輝き、現在4位コンテンダーの青木真也と対戦する。
イベントシリーズ「ONE on TNT」の最新情報は、ONE公式ホームページで随時お知らせする。
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