日本選手3人も、ジャレッド・ブルックスが語るストロー級戦線
ジャレッド・ブルックス(米国)は、ONEチャンピオンシップのストロー級総合格闘技で活躍するすべてのトップアスリート、そして王者にも照準を据えている。
プロ戦績16勝2敗(1無効試合)、28歳のブルックスは、当初「ONE on TNT II」でリト・アディワン(フィリピン)を相手にONEデビューを果たす予定だったが、アディワンが新型コロナウィルスの陽性反応を示したため、試合はキャンセルされた。
世界の舞台で大々的なデビューの機会が多少遅れたブルックスだが、いつかはアディワンを倒して、この階級のトップを目指していきたいと意気込んでいる。
「ONEの選手は皆、予測不可能で、優秀で、素晴らしい能力を持っている。そこで自分の才能を見せつけて、アリーナにいるみんなに叫んでもらえる日が待ち遠しい」と、ブルックスは語る。
「自分は今でも世界最高だと思っているから、気合を込めて、戦って、自分の凄さをみんなに見てもらいたい」
そう話すブルックスがONEのアスリートランキング上位コンテンダーと、ストロー級の王者について語った。
ONEストロー級世界王者ジョシュア・パシオ
「彼はバランスのとれたファイターだと思う。たくさんの能力を持っていて、まだ伸び代があると示している」
「ジョシュ(パシオ)がもう少し若かった頃に会って、お互いのフェイスブックの投稿に『いいね!』をしていたのを覚えている」
「彼は本物のチャンピオンだと思う。この階級でしっかり仕事をしている。でも、自分は彼をボコボコにして、自分が世界で一番だということを世界中のみんなに示すために参戦した。ジョシュ、お前のことは好きだけど、自分は自分の仕事をしないといけない」
1位コンテンダー、猿田洋祐
「彼は(和術慧舟會)HEARTSでトレーニングをしているよね。自分がパンクラスに初参戦したとき、一緒に練習したんだけど、彼は本物だ。彼のことを褒めちぎっているけど、彼自身も凄さを知っていると思うよ」
2位コンテンダー、内藤禎貴(のび太)
「こいつは好きだ。会ったことはないけど、スターみたいだね」
「高感度も高いよね。オタク的なスタイルと雰囲気を醸し出していて、それはそれは素晴らしい柔術使いだ。難しい対戦相手だろうね。パンチもうまかったら、とてもタフな選手になっていただろう」
「残念ながら、歳も重ねているし、トップコンテンダーでいるのはそう長くないかもしれない。でも、この男には脱帽だ。こいつは誰でも倒してきたからな。ちゃんと仕事をこなしてきたんだ」
3位コンテンダー、ボカン・マスンヤネ
「今度こそあり得る対戦相手っぽいな」
「ボカンは対策をしたいと思っている相手だ。小さいから、戦おうと思ったらトレーニングはすごくハードなものになるだろうから。世界クラスのグレコローマン・レスラーで、この階級では最もタフな戦いになると思う」
「キャンプでのトレーニングに関しては、彼と同じくらいの体格の選手がたくさんいる。彼ほど運動能力が高いとは言わないけれど、練習用人形的に使える同じような体格の選手はたくさんいるよ」
「自分と彼は節目で対戦するだろうと思うけれど、リト(アディワン)が最初だと思う。あいつを最初に倒さないと」
4位コンテンダー、箕輪ひろば
「この子はいいね、見ているのが好きだ」
「彼は実際に(11月に)リトに勝っていて、たくさんの人がタップしたんじゃないかと言っていたが、あんなハードな状況ではどんな感じか分かっている。彼はタップしていないと思うし、リトは負けて怒っているだけだと思う」
「でも、箕輪ひろばはすごいよ。この子は本物だと思う。もし2年以内に対戦するなら、彼にとっては気の毒だけど」
5位コンテンダー、アレックス・シウバ
「アレックスは頑丈なファイターだ。彼はまっすぐで頑丈なファイター。彼は素晴らしい柔術を持っている。言えることはそれくらいかな。柔術はすごいが、彼を倒すための方程式が存在する。彼には勝てると思うけど、気をつけないといけない。狡猾なんだよ」
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