【1/31大会】ホグスタッド、ユニク戦「自分の方が早くて強い」
ONEチャンピオンシップ初のノルウェー人選手のアン・リン・ホグスタッドは、1月31日(金)の「ONE:FIRE & FURY」でのデビュー戦を心待ちにしている。
国際競技空手協会(ISKA)のムエタイ世界チャンピオンのホグスタッドは32歳。フィリピン・マニラで行われるアトム級ムエタイマッチで、ティーンエイジャーのアルマ・ユニク(オーストラリア)と対戦する。
強烈な打ち合いを好む者同士の対戦で、ホグスタッドは濃い内容の試合になると確信している。
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「アクション満載の試合になる。自分たちはちょっとスタイルが似ているから」
「試合では予想外のこともあるから、勝つために何が必要かは完全に計画することはできない。けれど、ONEチャンピオンシップに参戦するのに、全力でかからないなんてことはないし、それで十分だと思う」
もともと両者は、昨年11月の「 ONE: MASTERS OF FATE 」で対戦する予定だったが、ユニクの負傷で対戦延期となった。
「格闘技の本拠地」ONEで名を上げることを楽しみにしていたホグスタッドは当初はがっかりした。だが、実は延期は幸運であったと考えるようになった。ホグスタッドは、キャリア史上最大の大舞台でのデビュー戦に向けて、自らの武器を磨き上げる時間を得たからだ
「アルマ(ユニク)は、試合への準備時間をくれた。彼女が回復して、また試合が組まれて嬉しい」
「自分はノルウェーからこんな大舞台にたどり着けた1人の女性。このことで、他のノルウェー人選手にも道を開ければと望んでいる。この競技をアピールするいい方法だと思う」
ホグスタッドがONEで名を揚げるのに一番効果的なのは、絶対的な勝利だろう。だが、対するユニクは昨年6月の「ONE: LEGENDARY QUEST」でキックボクシングとムエタイのONE2冠女王のスタンプ・フェアテックス(タイ)を追い詰めた強敵だ。また、世界ボクシング評議会(WBC)とIPCC(International Professional Combat Council)でムエタイ世界チャンピオンとなった実績もある。
だがホグスタッドは、自分の強みで相手を翻弄させられると信じている。
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「アルマのスタイルは好きだ。自分も好きなタイのスタイルを習得している」
「彼女はとても破壊力があって、キックとパンチをうまく組み合わせてくる。でも、どんな選手でも穴がある。自分は彼女より早くて強いと思う」
ホグスタッドは試合の行方について、試合を見てからのお楽しみ、とファンにメッセージを送った。
「いい試合になる。いい組み合わせだし。でも、(勝って)自分の手が挙がるように目指す」
「アトム級マッチをお楽しみに!」
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