【4/29大会】ONE On TNT IVに青木真也vs.フォラヤン
セージ・ノースカット(米国)の久々のONEチャンピオンシップのケージ「サークル」での復帰戦は延期されたが、代わりにスリリングなラバーマッチが行われることになった。
25歳のノースカットは、新型コロナウイルスの影響が長引いており、日本時間の4月29日(木)に予定されていた「ONE on TNT IV」での青木真也とのライト級総合格闘技マッチを辞退した。
だが、北米のテレビのゴールデンタイムで生中継されるこの大会に、日本のレジェンドに匹敵する強力な相手が登場することになった。
当初エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)は秋山成勲との対戦が予定されていたが、秋山も怪我のために欠場することになった。
そのため、青木とフォラヤンは、長年のライバル関係に決着をつける3戦目を行うことになった。
両者は2016年11月の「ONE: DEFENDING HONOR」で初対戦。その際、フォラヤンは青木をノックアウトし、ONEライト級世界チャンピオンに輝いた。
そしてフォラヤンが再び世界王座に返り咲いた後、両者は2019年3月の「ONE: A NEW ERA 新時代」で再戦。この時は青木が第1ラウンドで一本勝ちし、リベンジを果たした。
現在両者は1勝1敗同士。このライト級の元王者2人によるエキサイティングなラバーマッチが実現することになった。
ストライカーのフォラヤンとグラップラーの青木は、お互いをよく知っており、この記念すべきイベントシリーズで決着をつけるチャンスを楽しみにしているに違いない。
この魅力的な試合に加えて、4月29日のカードには、ONEライトヘビー級世界タイトルが掛かった因縁の3戦目も予定されている。
この日のメインイベントは、現世界王者アウンラ・ンサン(ミャンマー)とビタリー・ビグダシュ(ロシア)による世界タイトルマッチ。
両者はこれまでの2度の試合とも5ラウンドまで戦っており、この歴史的なライバル関係に終止符を打とうと意気込んでいる。
「ONE on TNT IV」の最新情報については今後もONE公式ウェブサイトでお届けする。
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