【1/14大会】アタイデス「レジェンド岡見勇信と対戦、大きな名誉」
レアンドロ・アタイデス(ブラジル)はミドル級での再起を目指している。そして1月14日(金)の「ONE: HEAVY HITTERS」で、総合格闘技のレジェンドを倒せればその目標が達成できると信じている。
アタイデスはこの大会のリードカードで、日本のスター岡見勇信と対戦する。圧倒的なパフォーマンスを見せることができれば、ONEのタイトルに向けて再び歩み出すことができるかもしれない。
「いつだって世界タイトルマッチに照準を合わせてきた。だから、この試合に勝たないと上位に返り咲けないんだ」
「岡見を倒せれば、この階級で2位か3位コンテンダーになれるだろう。勝つためのトレーニングに心血を注いできた」
アタイデスは昨年7月の「ONE: BATTLEGROUND」で、元2階級ONE世界チャンピオンのアウンラ・ンサン(ミャンマー)と対戦したが第1ラウンドでノックアウト負けを喫した。
この敗北を機に、アタイデスは自分の武器の改善すべき部分と向き合い、今回岡見を相手にその成果を披露しようと意気込んでいる。
「負けっぱなしじゃない。そこから学ぶんだ。だから自分が犯したミスと向き合った。今はそれを実践で使う時だ。この試合を見て、うまくいったかどうか見てほしい」
このように、新たな焦点と勝利へという目標に加え、アジアの総合格闘技界の真の実力者とされる岡見が相手という点もアタイデスのモチベーションになっている。
岡見は20年間国際的な格闘技シーンで活躍し、数々の有名選手と対戦してきた。アタイデスもその輝かしい岡見の対戦相手のリストに加わるのを楽しみにしている。
「彼はブラジルの大物と戦ってきたレジェンド。自分にとっては大きな名誉だ。彼のことは本当に尊敬しているので、対戦が楽しみだ。試合日が待ちきれない」
「きっと勝てる。自分を進化させてきたので、強くそう思っているし、ベストを尽くす」
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総合力の高いベテランの岡見に勝つのは決して簡単ではないが、アタイデスは、破壊的な打撃から世界レベルのグラップリングまで、あらゆる種類の危険な武器を有している。
だが、アタイデスとは、この試合を決めるのはサブミッション戦だろうと思っており、ブラジリアン柔術世界選手権で優勝したスキルにさらに磨きをかけている。
「岡見のスタイルは1つだけじゃない。彼の試合には多くのスタイルがある。打撃、グラップリング、あらゆる面で優れた完全無欠のファイターだ」
「今回の試合では何が起こるかわからないが、とにかく向かい合ってベストを尽くすしかない。今回は、自分のブラジリアン柔術の戦い方を使いたいと思う。いつも使いたいと思っていたけれども、今回は100パーセント出し切る。これは自分のバックボーンであり、自然に反応ができるものだし、この競技を通じて育ってきたから」
アタイデスがレスリングでトップポジションをとるか、もしくは岡見にマットに引きずり込まれるか。ONEのサークル「ケージ」の中で、岡見がもたらすであろう脅威には警戒しているものの、どんな展開になってもアタイデスは自身の本能が目覚め、グラウンドで勝つ方法を見つけることができると確信している。
さらには、試合終了前か、もしくは開始5分内で決着をつける自信すらある。
「テイクダウンをするためには、打撃で仕掛ける必要があるかもしれない。だが、テイクダウンされても大丈夫だ。うまく対処できるし、ブラジリアン柔術の力で試合をコントロールできると思う」
「一本勝ちしてやる。第2ラウンドか第1ラウンドの終わりまでには倒すつもりだ。だが、何が起こるかはわからない。デカい男同士のデカい戦いだ。どんなことだってありうるさ」
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