【10/13大会】因縁の4度目王座戦、フェルナンデスが一本勝ち

ONEチャンピオンシップ史上最大のライバル対決は、ONEバンタム級世界王者ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)に軍配が上がった。
10月13日(日)の「ONE:CENTURY 世紀」第2部で、フェルナンデスは挑戦者ケビン・ベリンゴン(フィリピン)と対決。実に、ONEバンタム級世界タイトルをかけた4度目の対戦だ。試合は第2ラウンドにフェルナンデスがリアネイキッド・チョークを決め、仇敵を相手にサブミッション勝ちを収めた。
第1ラウンド、フェルナンデスはフェイントとキックで探りに来る。ベリンゴンが強烈なローキックを2度決めると、フェルナンデスに火がつく。
フェルナンデスはダブルレッグ・テイクダウンで巧みにベリンゴンを倒し、ハーフガードで固めてパンチとヒジを繰り出しベリンゴンを削る。ベリンゴンは残り20秒で立ち上がるが、目立った攻撃は出来ずにラウンドを終えた。
第2ラウンドはベリンゴンの鋭いローキックで始まった。再び出したベリンゴンのキックを足掛かりにフェルナンデスが仕掛け、フェンスに押し付けてテイクダウンを奪う。
フェルナンデスはサイド・コントロールのポジションからベリンゴンを締めにかかる。たまらずベリンゴンは、背中を見せるという致命的なミスを犯す。
フェルナンデスはその隙を逃さず、左腕をベリンゴンの首の下に滑り込ませて締め上げると、万事休す。第2ラウンド2分16秒でフェルナンデスのフィニッシュ勝ちとなった。
フェルナンデスは晴れて世界タイトルの防衛に成功し、戦歴を24勝4敗とした。前回の3度目の対戦では、ベリンゴンの反則により不本意な形でベルトが転がり込んできただけに、フィニッシュ勝ちの意味は大きい。疑いなきバンタム級王者として、そしてONE史上最も偉大な世界王者としての立場を確立した。
「あのポジションになると、抜け出すのはかなり難しい。すごく満足している」とフェルナンデスは試合後に振り返った。
「日本のみなさん、温かい声援をありがとう。ここに帰ってくるといつも、ベルトを巻けるんだ」