「ONE INFINITYシリーズ」ビッグマッチ発表—DJ対モラエスなど
4月、5月に開催予定のONEチャンピオンシップの2つの大会について、ビッグマッチの対戦カードが発表された。
2月20日、チャトリ・シットヨートンONE会長兼グループCEOが「ONE INFINITY 1 」と「ONE INFINITY 2」で行われる6試合について、Facebookなどで公表した。
「ONE INFINITY シリーズ」は、ONEの新たな大会ブランドで、世界王者が12人以上出場、スーパーバウト、特別ゲストの登場が含まれる、世界最高峰の格闘技のメガイベント。
第1回目となる「ONE INFINITY 1 」は、4月10日(金)、インドネシア・ジャカルタのイストラ・スナヤンで行われる。
目玉は、世界最高峰のフライ級の総合格闘家同士の対戦。ONEフライ級世界チャンピオンのアドリアーノ・モラエス(ブラジル)が、ONEフライ級世界グランプリチャンピオンの“DJ”ことデメトリアス・ジョンソン(米国)を相手に王座防衛に挑む。
また、2階級ONE世界王者のアウンラ・ンサン(ミャンマー)が、ミドル級王座の防衛戦を行う。挑戦者は、元王者のビタリー・ビグダシュ(ロシア)。アウンラ・ンサンとビグダシュの対戦は3度目。
ONEライトヘビー級キックボクシング世界チャンピオンのローマン・クリークリャ(ウクライナ)がアンドレイ・ストイカ(ルーマニア)を相手に初のタイトル防衛を目指す。
フィリピン・マニラのモール・オブ・アジア・アリーナで5月29日(金)に行われる「ONE INFINITY 2」でも3つのビッグマッチが予定されている。
ONEヘビー級世界チャンピオンのブランドン・ベラ(フィリピン)が、1月に宣言した通り、3度目の防衛戦を地元で行う。対するは、母国にベルトを持ち帰ることを2020年の目標に掲げるアルジャン・ブラー(インド)だ。
ONEライト級世界チャンピオンのクリスチャン・リー(シンガポール)も登場。この2月に元ONEフェザー級王者のマラット・ガフロフ(ロシア)を相手に67秒で一本勝ちした無敗のユーリ・ラピクス(モルドバ)が挑戦者となる。
2019年10月の「ONE : CENTURY 世紀」であったONEライト級世界グランプリ決勝戦で、負傷欠場のため実現しなかった対戦カードも再び組まれた。エディ・アルバレス(米国)と“ダギ”ことザイード・フセイン・アサラナリエフ(トルコ)がついに対決する。
「ONE INFINITY 1 」と「ONE INFINITY 2」の詳細は後日発表される予定。