【12/6大会】マスンヤネ背後にピタリ、澤田龍人競り負ける
ボカン・マスンヤネ(南アフリカ)は、ONEチャンピオンシップデビュー戦で澤田龍人(日本)を圧倒し、ストロー級のトップコンテンダーに名乗りをあげた。
マスンヤネは、12月6日(金)にマレーシアのクアラルンプールで開催された「ONE:MARK OF GREATNESS」でユナニマス判定で勝利を収め、3連勝中の澤田を下した。
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Posted by ONE Championship on Friday, December 6, 2019
アシアタ·アリーナでの一戦は、第1ラウンドから打撃の応酬に発展。頻繁にスイッチするマスンヤネがアッパーをヒットさせれば、“ドラゴンボーイ”こと澤田もボクシングのコンビネーションで強打を当てていく。
互いの頭部が当たって一時中断するも、再開後にマスンヤネがテイクダウンを狙うと、澤田も投げのカウンターで対抗。しかしマスンヤネが澤田の背後にピタリとくっついて離れず、膝をボディと足に打ち分け、ラウンド終了までコントロールした。
第2ラウンド序盤は澤田が左フック、右のクロスで主導権を握ろうとするも、マスンヤネはアッパーを放ちながら相手との間合いを詰め、鋭いテイクダウンを奪う。
澤田もスタンドに戻すことに成功したが、マスンヤネが再びテイクダウンに成功。ガードポジションを取る澤田にパンチと肘を浴びせて同ラウンドを締めくくった。
残り5分で挽回しなければならなくなった澤田は、最終ラウンドの立ち上がりからパンチ主体のアタックで攻めるが、マスンヤネのテイクダウン狙いを回避できない。マスンヤネはバックを奪ってコントロールし続け、バックを取った状態からパンチと膝でダメージを与えていく。
試合終了のベルが鳴った時点で、マスンヤネの勝利は明らかだった。そしてジャッジは、ユナニマス判定で彼を支持した。
クアラルンプールでの勝利により7勝0敗としたマスンヤネは、ワールドクラスのレスリング技術により、彼の階級でなら誰と対戦しても脅威になれる実力を証明した。
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