【3/26大会】秋元皓貴、バンタム級キック王者カピタンに挑戦
ONEチャンピオンシップのバンタム級キックボクシングの王者が、10周年記念イベントで防衛戦を行う。だが、今回の挑戦者は、ほぼ無傷の戦績を残している手強いアスリートだ。
3月26日(土)、シンガポールで行われる「ONE X」で、ONEバンタム級キックボクシング世界チャンピオンのカピタン・ペッティンディーアカデミー(タイ)は、2位コンテンダーの秋元皓貴を相手にベルト防衛に望む。
カピタンは、ペッタノン・ペットファーガス(タイ)をONEスーパーシリーズ最速の6秒でノックアウトし、ONEデビューを飾った。このパフォーマンスから「ワン・パンチ・マン」のニックネームを授かり、階級の頂点を目指し始めた。
そして、2021年1月に当時の王者アラヴァディ・ラマザノフ (ロシア)を倒し、ベルトを獲得。その8ヵ月後にはラマザノフの師匠のメディ・ザトゥー(アルジェリア)を5ラウンドにわたる激闘の末に倒している。
だが、次の世界タイトル防衛戦では、ほぼ無敗としている秋元と対峙することになる。
シンガポールのメガジム「Evolve MMA」を拠点としている秋元は、2019年3月に初めてにして唯一の黒星を喫したが、バンタム級転向以降は無敗をキープしている。
元ランカーのジャン・チェンロン(中国)を2度倒し、昨年12月には18連勝の戦績を引っ提げてONEに参戦したチュー・ジェンリャン(中国)をユナニマス判定で下した。
今回、カピタンを相手にアップセットを起こすことができれば、ベルトを腰に巻いてONEのケージ「サークル」から立ち去ることになる。
「ONE X」についての最新情報は今後もONE公式ホームページでお知らせする。
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