チンギス・アラゾフがONEフェザー級に参戦へ
強豪ぞろいのONEチャンピオンシップのフェザー級キックボクシングに新たなアスリートが加わった。
1月14日(木)、2度K-1の世界チャンピオンになったチンギス・アラゾフがONEチャンピオンシップと契約を交わした。
アラゾフはベラルーシの首都ミンスク在住の27歳。プロ戦績56勝4敗1分で、うち34勝はノックアウトによるもの。
これまでの最大の功績は、2017年6月のさいたまスーパーアリーナで得たものだ。
その夜、アラゾフは1回戦で中島弘貴を倒し、ジョーダン・ピケオーをKOし、そして城戸康裕を圧倒して2017年のK-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級のトーナメントの頂点に立った。また、K-1 スーパー・ウェルター級世界タイトルも獲得している。
また、スッサコーン・ソー・クリンミー、ジャバル・アスケロフ(ロシア / オーストラリア)、エンリコ・ケール(ドイツ)、ONEライト級キックボクシング2位コンテンダーのムスタファ・ハイダ(イタリア)らを相手に勝ち星を挙げてきた。
アラゾフはONEスーパーシリーズフェザー級キックボクシングに参戦するが、この階級はスーパーボン(タイ)、タイフン・オズカン(トルコ)、ダビッド・キリア(ジョージア)、ジョネイ・リスコ(スペイン)、ヨドサンクライ・IWE・フェアテックス(タイ)といった強豪がひしめいている。
また、アラゾフは、かつて苦杯を嘗めさせられた3人の相手に、雪辱を果たす機会もあるかもしれない。1位コンテンダーのジョルジオ・ペトロシアン(イタリア)、3位のマラット・グレゴリアン(アルメニア)、そして4位のシッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)だ。
アラゾフのONEデビュー戦の日程はまだ決まっていないが、ONE公式ホームページで今後も詳細をお届けする。
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