【8/5大会】アラゾフvs.グレゴリアン、ONE Fight Night 13のメインに
タイ・バンコクのムエタイの聖地ルンピニー・スタジアムで開催される8月5日(土)の「ONE Fight Night 13」のメインイベントで、地上有数のストライカーが激突することになった。
今年1月にONEフェザー級キックボクシング世界チャンピオンになったばかりのチンギス・アラゾフ(アゼルバイジャン / ベラルーシ、29)がマラット・グレゴリアン(アルメニア、31)を迎え、初の防衛戦に臨む。火花が飛び散る戦いになること間違いなしの一戦だ。
両者の対決は3度目。
2013年4月の初対戦は、ノーコンテストに。その8ヶ月後のリマッチでは、グレゴリアンが判定勝利を収めている。
それから10年、最強のアスリートとしての確固たる地位を築き上げた2人は、今回は世界タイトルをかけて戦うことになった。
ONE参戦前に2度K-1世界チャンピオンに輝いたアラゾフは、ONEフェザー級キックボクシング世界グランプリで優勝し、スーパーボン・シンハ・マウイン(タイ)を劇的ノックアウトで下してONEフェザー級キックボクシング世界タイトルを獲得。4連勝という波に乗った状態で今回の試合に臨む。
対するグレゴリアンは、グローリーのキックボクシング世界王者に3度輝き、現在はONEフェザー級キックボクシング2位コンテンダー。
ONEのケージ「サークル」では4戦3勝としており、唯一の黒星は世界タイトルマッチでスーパーボンにつけられたものだ。
アラゾフとグレゴリアンは、強力なパワーを有し、至近距離での打ち合いを好み、打たれ強いアスリートとして知られている。このため8月5日は、全力の戦いが期待できるだろう。